その6

・「些末なことを大義名分にし、殺戮と略奪を正当化するか。なんたる暴虐! 許すまじ!」

・このとき知った知識が後学となるのを、彼はまだ知らない。

・あにはからんや、魚泥棒はイタズラ好きの飼い猫ではなく野良猫だったとは。チョコ(猫)は魚を守ろうとしていたのか。

・夏休みは広島県に行く。厳島神社に参詣しようと思う。

・ゼルドアで流通する戦闘用魔道具は、扱いやすいうえに廉価だと評判のようだ。

・世界情勢の潮目を読み、商売でも転換を図ることにした。

・平然と人を殺しておきながら自分は弱者だからと被害者面をしているあたり非常に悪辣である。

・茫漠とした世界の中、俺は手探りで眼鏡を探す。

・議論は立ち往生。思案投げ首の状態だ。

・混沌とした状況から立ち直そうにも、何を優先すべきか考えあぐねてしまう。

・オタクの朝は早い。眠気覚ましと今日一日を充実させるモチベーションアップのために、アニソンを聴く。

・直々の依頼だが、彼は言下にきっぱりと断った。依頼の真意がはっきりと理解できたからだ。

・これまたハイカラな服装だが、巳波みなみにピッタリだ。

・拝金主義の商売は長くは続かない。商売とは人の望みを叶えるものだからだ。

・折りたたみ傘をしまった途端、驟雨しゅううに見舞われる。

・火薬および銃器の発明はゼルドア大陸史、いや世界史に一時期を画した革命となるだろう。

・皆が蝋燭を囲むように車座になる。

・昨日の帰宅中のことを思い返すと、たしかに思い半ばに過ぎるものがある。よもやあれらが事件の前触れだったとでも言うのだろうか。

・「で、件の用件についてなのだが……」

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