　シェラ・デ・コブレの幽霊は、1964年に公開予定だったが1967年に「日曜洋画劇場」でテレビ放送されたアメリカのホラー映画です。つまりは、劇場公開されなかったホラー映画ですね。この映画のフィルムは希少らしく、長らく世界中の映画愛好家から幻の映画とされていたそうです。日本では「探偵ナイトスクープ」で探して欲しい依頼があった事がきっかけで存在が一般的に知られるようになったらしいですね。僕はこの作品を見つけるまでは存在を知らなかったです。

　で、この幻の作品。何故かアマプラ見放題に普通に置いてあったので観てみました。まぁ、色々都市伝説がある作品だそうなので（幻のテープが存在し結末が違うとかカラーで製作されていたとか色々）アマプラにあるのは昔日本で放送されたやつみたいです。

　観た感じはなんか独特な作品でしたね。白黒をうまく利用した幽霊の透き通るような合成とかしっかり怖さが出ていましたね、昔の作品なのか音楽がかなり大きく鳴っててちょっと集中できないかなと思ってしまいました。なんか、バラエティ番組で聞いたことがあるような気がするのも集中できない要因かも知れませんけど。この時代特有の（だと思う）奇声とか特殊効果ぽいのも興味深かったので、ご興味があれば映画歴史資料を観るような感じで一度視聴してみると良いと思います。