第3話 まずは警察か?

仕事が上手くいかなくて、同僚に裏切られて。私はもう死ぬしかないって思った。

あまりに顔色が悪いから、唯一私に優しい先輩が心配してくれて。「一緒にご飯でもどう?」って私を食事に連れていってくれた。

お酒が入ったこともあってとめどなく愚痴をこぼす私を、先輩は優しく受け入れてくれた。

「社会に出るとさ、嫌なことなんて山ほどあるよ。そう気を落とすなって。キッチンの棚に俺があげたコーヒーあるだろ?それでも飲んでとりあえずゆっくり休め」

私はとりあえずその場から逃げ出した。

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