青々

青ざめた星の上


あそびのない羽で


飛ぶ 落ちてはまた飛ぶ


少し窮屈な


飛行物体になりたい


絶望、希望、絶望、希望、


正しくやろうとするから


分からなくなるのだろ


美しくやろうとするから


見失うのだろ


曖昧で稚拙な


砂の星に住む人々よ


過去に縋らないとは


未来に甘えないとは


唯一の信念か


いいや 単なる誓いか


何にしたって


「今」だけ見つめて


生きればよいだろう


そうさ


「今」以外など


見えやしないのだから

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