第21話おててしわしわじいちゃん病
これはまだ次男が幼稚園に通っていたころのちょっと笑えるお話。私と長男と次男の3人でお風呂に入っていた時のこと。次男が」お湯につかってふやけた自分の手のひらを見て
「ねぇねぇお父さん、なんでおててにしわが出来たの?」
まぁ、早い話がお湯につかってふやけて水分をたくさん含んでいるため、手にしわが寄ったように見えてるだけなんですが、ちょっとからかってやろうと思い
「ありゃ!こりゃ大変じゃん。おててしわしわじいちゃん病になってるじゃん。あぁあ。次男君のお手てだけおじいちゃんの手になる病気じゃん。どうしよう…」
「えぇ?僕病気なん?でもお父さんも兄ちゃんの手もなってるじゃん」
「そりゃお父さんも兄ちゃんももう大きくなったから大丈夫なんよ。でもね、幼稚園に通ってる子供がなったらものすごく大変なんよ。あぁあ」
「僕病気じゃないもん。大変じゃないもん」
と半べそ描きながら、マジな顔して言う次男が面白くて、
「えへへぇ。心配した?大丈夫。これはねお風呂に入ってお湯に浸かったらみんななるんじゃけぇ大丈夫」
って言うと、次男は
「フン。そうやってお父さんはいつも僕をからかうんじゃけぇ。嫌い」
なんて、ふてくされてましたねぇ。まぁ、次男のマジで心配する顔を見て、大笑いした私ですが、ちょっとからかいすぎたかなって思った私です。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます