異世界なんでもスキルで世界一になります

みなと劉

頭がおかしい神と言ったやつから異世界転生させられた

・異世界転生

・神様が無理なことを言ってきます。

・神様が転生先でなんでも出来ちゃうスキルを好きなだけくれます。

・主人公特権で世界図書の世界図鑑読める

・主人公は男だが女のあそこもある。

・主人公は一度死んで神様から異世界へ転生させてもらう


『異世界なんでもスキルで世界一になります』

・異世界転生

・神様が無理なことを言い出して、それに主人公が巻き込まれる

・主人公のチート能力が強すぎる。

・主人公は神様に振り回される

・主人公は神様に無理難題を押し付けられる

・主人公は神様の無茶ぶりに付き合わされる

・主人公は神さまのせいで苦労する

・主人公は神様のわがままのせいで酷い目にあう


『異世界なんでもスキルで世界一になります』


主人公は『男』のあれと『女』のあそこ『持ち』の『ふたなり』設定。名前は『優希尊』

俺は確か、コンビニで買い物していたはずなんだが……


俺の名前は『優希尊(ゆうきこのみ)』

「えっと、ここはどこだ?」

目の前には白い空間が広がっている。

床も天井もないただの白だ。

とりあえず自分の体を見てみるか。

服装はいつも通り黒いコートにズボン。

靴だけはなぜかブーツになっている。

武器は腰に差したレイピア。


すると、1人の人(?)が現れ

『わしは、この世界の神である』

と、言う。

「ん? 今なんて言った?」

神とかなんとか聞こえたが……

『だから、わしはこの世界の神じゃ!』

自称神は胸を張ってそう言い切った。

「あんた、頭大丈夫か?」

『お主こそ大丈夫なのか?』

「まぁ、大丈夫だけど……」

俺は頭をかきながら答える。

『ふむ、ならよい。それで本題に入るがお主に頼みがある』

「頼みってなんですか?」

神と名乗る奴は少し考えるそぶりを見せた後、

『実は、ある世界を救ってほしいんじゃよ』

と、言ってきた。

「いや、嫌です」

『なぜじゃ!?』

即答したら驚いていた。

「まず、名前すら知らない人からの依頼なんか受けませんよ」

『そういえば名乗っていなかったのう』

自称神は咳払いをして自己紹介を始めた。

『わしの名はゼウス、全知全能の神とも呼ばれておる』

「ゼウスさんね……って、あの有名なギリシャ神話に出てくる神様と同じ名前じゃないですか!」

まさか本物なのか?

『その通り! わしは本物の神じゃ!!』

やっぱり本物だったのか……

「それで、どうして俺がそんな事をしなくちゃいけないんですか?」

『それは、他の神々との賭けで負けてしまったからじゃな』

「賭け? どんな内容で?」

『内容は異世界のある国を魔王の手から救い出すことじゃな』

「魔王がいる世界を救うっていうのはいいとして、なんで俺が勇者みたいな扱いになってるんだ?」

『それに関してはわしにも分からぬ』

どうやら本当に分からないらしい。

『しかし、お主は転生者という存在じゃろ?』

「は?」いきなり変なことを言い出したぞ?

『ほれ、ステータスを見てみるのじゃ』

「あ、ああ」

言われた通りにやってみるか。

【ステータス】

名前:優希尊

性別:男

種族:人間族

年齢:21

Lv.1

HP500

特殊スキル:鑑定眼Lv.MAX・言語理解

魔力限界突破

レベル即上がり

「へえ」

『ほう』

これが今の俺のステータスか。

「これ、転生者とか関係あります?」

『いや、全くない』

「おい!!」

『すまんすまん。本当はランダムで決めるつもりだったんじゃが間違ってこちらに来てしまったみたいでのう』

「えっと、つまり強いってことね!わかった」

『転送先は、『未開の森』付近で街から近い場所に送るから魔獣も数体くらいは出てくるかな』

「OK」

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