第22話 僕の名は…  忘年会

 忘年会…

 なぜか僕もアパレル事業部の忘年会に呼ばれました。


 年を越してしまいました。

 もうすぐ5か月になります。


 会場に入りますと椅子席でした。


「なんなのよ! 」

 怖い女性のあの上司が怒っています。


「何これ! ビュッフェ形式にしなさい! 」

 その場で

 いきなり

 変更になりました。


 恐ろしい…

 お店も大変です。



 ぼちぼち仕事の整理も終わりそうです。

 でもすぐに帰るのもね…


 来週にCADが入るし、

 それまでゆっくりとしていよう。


 珍しく…

 珍しく、暇な空いた時間を過ごしています。

 結果として5カ月以上になりました。

 送別会も遠慮しました。

 というか…

 元々別の部署ですからね。


 でもここの部署は

 若い女性が多くてよかったね。

 もう僕は結婚して子供もいますが…



「イベントないんですか…」

 西島さんに最後に訊いてみます。


「ある…でも教えない…」

「調べます」


「来たら怒る


 そして…


『火星にかわって折檻』をする! 」


 さすがに僕もわかります。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る