親との別れ
起きたらそこは謎の空間だった。目の前には1人おそらく男性であろう人が椅子に座っていた。
そいつは急に話しかけてきて「お前はこの世界を助ける義務がある。黒幕を見つけ殺せ」などと意味の分からないことを言っていた、俺は死んでいるのに。そのまま また目が覚め次はベッドの上だった右には男性左には女性が1人づつそして横には恐らく0歳であろう赤ちゃんがいた。俺は状況が掴めずに右の男性がようやく生まれたななどと言っていた。そこで俺は気づいてしまった。俺は転生したのだと。
俺の名前はハーベストと言うらしい。兄はローベスト父はガンギス母はミリムというらしい。
よく父にはハーベと呼ばれている。朝は剣術、昼は魔術と言う社畜みたいな生活をして訓練をしていた。
それから5年の月日が経ったこの世界では
魔法、剣術などのファンタジーのような技も使えてすごく楽しい双子の兄は剣術を5歳ながら使いこなしていて、親からは期待されていた。
それに比べて俺は何もできなかった。いや、
できたのはできたのだが、魔術は初級の炎魔術しか使えず、剣に関しては重くて振ることすらできなかった。なので父からはあまり期待されていなかった。
母と父は仲があまり良くなかった。
よく喧嘩をしていた。
「ローベストだけを優遇して、ハーベストに対して期待せずにほっておくのはおかしいと思います」
「才能のないやつを期待してどうする?」
などとよく言いあっていた。
俺はすごく悲しい。
その次の年の1月1日出来事だった母が毒殺され、父は刺されて死んでいた。父の遺体はなんとなく違和感があったがまぁいいだろう。親との関わりは少なかったため俺はあまり悲しくなかったのだが、兄の方はすごく悲しそうにしていた。そこから1ヶ月ほど兄と話すことはなかった。そこで俺は夢の内容を思い出した、転生したら家族が死ぬ夢あれが正夢?になっていたので少し怖いと思っていた。
今日は親が死んでから半年の日だ。俺も親がいない寂しさなども分かってきて親を殺した人物に恨みを持つようになってきた、そして急に兄が言った「母さんと父さんを殺した犯人を探す旅に出よう」と
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます