星の語り部
夜空に灯る小さな光は
歪められた伝説 失われた真実
けれど 年老いた語り部は
そっと ずっと 悠久の
いつかは…
形を失くすように 確かなモノなんて
何処にもないというのなら
この胸に宿る光のために
今はただ、静かに祈り続けよう
いつかは
この道の果てに 辿り着けるのなら
数多の光は
幾万、幾憶の夢となるから
今はただ、前を向いて歩き続けよう
星の光は
私たちを
歪められた伝説 失われた真実
現実はやがて伝説となって
永い旅路の果てに 形を変えて辿り着くよ
そして 静かな語り部は
眠ることなく 悠久の
それは 永遠に続く物語り
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夜空を見上げて瞬く星空。
静かな
私達の許に届いた時は、
既に遥か昔の物語――
永い旅路は、
まだこの先も続いて行きます。
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