第3話


「絶対内緒ですよー?」




「はい」




「じゃあ行きましょう」






TAXIが動き始める






しばらく世間話を楽しむふたり








「東京夢TAXIって何台あるんですか?」








「三台です」








「車庫はどこにあるんですか?」








「練馬区です。ごめんなさいね本当に夢ないですよね」






「しずくさんはあれですか?漫画一本で?」








「絵しか人に褒められたことないんです」




「なるほど」






「私以外にも乗せてるんんですよね?」






「はい」






「いいなこんなTAXI」




東京の深夜の夜景が綺麗。




しずくはしばらく夜景をみていた。






運転手が言う




「夜景が綺麗ですよね」




「はい」




「そろそろ未来の入口です」








車がスピードを上げる。




「入りますよー」




すると光に包まれた。




さっきまで夜だったのが明るくなっている。




しずくは驚いている。




「ね?タイムスリップ成功しました。あー毎回緊張するんですよ」






しずくはまだ信じれない表情だ。

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