第4話 あなたに捧げるうた
あなたの顔が思い出されるときは
わたしは歌をうたっているの
近所を散策してたりとか
お月様を眺めてたりとか
今日もお祭りがやっていて
ギターや太鼓が舞っていて
知っているメロディーを奏でる
あのボーカルの歌詞が響いてく
でも私はここで独りきり
どうしてあなたを想い続けるんだろう
ただただ うたいたい この気持ちを
あなたの心に届けたくて
あたらしい夜がやってこようとも
この声が 手元に届くのなら
あなたの微笑みをずっと見ていたい
だから 心を 紡ごう
わたしはただ 歌うんだよ
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