鬼と銀色の姫君
河野守
登場人物
主要人物
●
年齢:十六歳
誕生日: 十月十五日
身長:百七十八センチ
本作の主人公。細身で額にある一文字の傷が特徴。普段は学校に通う真面目な高校生だが、その一方でCRA(犯罪回収業者)として生活費を稼いでいる。
・家族
六年前、法事に出かけていた両親、姉と妹が帰路の途中で事故に遭い死亡している 。
父親は警察官で、とある宗教法人の捜査をしていた。母親は保育園の職員であり、姉と妹はそれぞれ歳が一つ違う。
祖母もいたが二年前に癌で他界。現在はクロという名前の黒猫を飼っている。
・幼少期の拉致事件
家族を亡くして間もない頃、落ち込んでいる優維人を励まそうと小学校の同級生が市開催のイベントに連れて行った。そのイベントを人身売買組織が襲撃し、優維人達子供が拉致される。人身売買組織の目的は商品の補充。エンジェルドロップを子供に服用させ、強化した子供を便利な道具として売り捌くつもりだった。
同級生はこの事件で人身売買組織の人間に殺害されている。
・犯罪者嫌い
優維人の家族は車の事故で亡くなったが、事故の原因は相手の車が対向車線にはみ出してきたことによる正面衝突。相手の運転手の遺体からは大量のアルコールと薬物が検出され、飲酒運転をしていたと考えられている。犯罪行為によって家族を失ったこと、またその直後に巻き込まれた人身売買組織による拉致事件から、犯罪者に強い憎悪を抱くようになる。CRAの業務にその影響が出ており、犯罪者を必要以上に攻撃する時がある。
・?
●
年齢:十六歳
誕生日: 一月一日
身長:百六十二センチ
腰まで届く黒い髪を伸ばしており、男なら誰もが振り向く整った顔立ちをしている。素直で天真爛漫な性格をしており、人を疑うということをしない。
一方で世間知らずな面があり、スマートフォンなどの文明の利器、義務教育の社会制度を知らないなど、現代生活を送っていれば身につくはずの知識を持っていない。
・?
・?
●
年齢:二六歳
身長:百六十五センチ
優維人の親戚。優維人の祖母が亡くなってからは、彼の保護者として面倒を見ている。
・CRA
CRAとして働いており、同業者の間ではそこそこ有名。仕事が忙しく日本中を飛び回っており、優維人の保護者という立場でありながら不在が多い。
優維人が幼少期に人身売買組織に拉致された際、救出メンバーの一人として参加。その時の朱里の姿を見て、優維人がCRAを目指すこととなる。
●ルシファーとエンジェルドロップの発明者、ミスターゴッド
各国が懸賞金をかけ血眼になって探しているが、今だに情報が全くない。確証はないが世間に出回り始めた時期が同じことから、ルシファーとエンジェルドロップの発明者は同一人物と考えられている。
ミスターゴッドという名称は世間が勝手につけたもの。天使(ルシファーとエンジェルドロップ)を世に送り出したことから、天使の主人である神、ゴッドと呼ばれるようになった。
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