「乾いた銃声」#なくさずの詩より
そのセーフティを、きみは知らないはずだった。なぜ知ってしまったのか、なぜ買えるようになってしまったのか、なぜ、なぜ、と彼女の前でかぶりをふる。名前を呼んでも身体を揺すっても起きない。だけどある日、突然起き上がって言う「あなた、誰ですか」
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