ハートの惑星。☆星の魔法使い☆

猫野 尻尾

第1話:星から来た魔法使い。

再編集作品です。


さて女性の魔法使いって言うは主に海外のキャラで、ウィッチって呼ばれていて

魔術、妖術、幻術などを使う者たち、だいたいは老婆で、わしっ鼻で 黒い衣装に

ホウキを持ってるイメージですが・・・

でも、それは伝説やファンンタジーの中だけの話であって実際はそうじゃありま

せん。

実際は、人間の女の子となんら変わらない姿をしているのです。

だから見た目だけでは、その子が魔法使いだとは誰も気づかないのです。



「ここが地球って星・・・そして日本・・・」


空の上から、地上を見下ろしたルフィアはこれから訪ねる家のことを考えると

ワクワクした。


彼女の名前は「ル・フィア・デ・アンブローズ」


自国のアンブローズという地方の出身らしい。

年齢は地球の基準で言うと17歳。

髪はブラウン系の黒で、おさげにしていた。

服は赤いワンピースに短めのマント。

身長は157センチくらい。

可愛い度合いで言えば中の上・・・または上の中・・・控えめに見てだ・・・

だから早い話可愛いのだ。


そして遠い星からはるばる地球を訪ねてやってきた魔法使い。


彼女は友人やみんなからルフィアって呼ばれている。


たしかに魔法使いだけど、でもホウキには跨ってはいない。

いつもそんなモノを持っていたら邪魔でしょうがないからだ。

ホウキなどなくてもスーパーガールみたいに自由に空を飛べる能力を持っている。


それに魔法の杖などなくても心の中で呪文を唱えれば普通に魔法が使えるのだ。


ルフィアが地球に来たわけは子供の頃、将来を誓い合った人が 、この日本に

住んでいたからだった。


ルフィアも、もう17歳、魔法使いの世界では立派な適齢期なのだ。


ルフィアは幼い頃、母親と一緒にこの地球に住んでいたことがあって

その時に部屋を間借りしていた家に、ルフィアが好意を寄せた男の子がいて

幼少の頃とは言え、お互い惹かれあった仲で大きくなったら 結婚しようねって

誓い合った仲だった。


その前になぜルフィアの母親が昔、地球にやって来たことがあるのか・・・

についてだが・・・。


そもそもルフィアの住む星は女性しか存在していなくて 宇宙界隈で mage メイジと呼ばれるその種族は基本女の子しか生まれない種族なのだ。

それゆえ星には女性しか住んでいない。

だから適齢期になると子孫を残すために他の惑星に異性を求めて旅に出るのだ。


それが昔から、その星の習わしになっていた。

だからルフィアの母親もお婿さんを見つけるために地球にやってきて、 そこで

愛し合った人と結ばれてルフィアが生まれたと言うわけ。


だから、もしかしたら他にも魔法使いがこの地球に来ているかもしれない。


その後ルフィアの父親がルフィアが幼い時、この地球で亡くなったことを機に、

ルフィアの教育のためもあって、ルフィアと母親は自分たちの星へ帰った。


だから今は母親とふたり暮らしだった。


つづく。

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