たちつてと都々逸①
た
たとえ遠くに
離れていても
こころは君の
そば近く
ち
血も涙もない
冷たいお人
ふと見せる
愛おしく
つ
冷たい素振りの
愛しき君は
素知らぬ顔で
指絡め
て
手練手管を
尽くしてみても
得られぬ君は
なお愛し
と
永遠に共にと
立てた誓いも
朝日とともに
露と消え
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