July
7/1
僕は「素直に文章を書く練習」をしてる。文章を書くことが少しつらかったから。でもあんまりよくなってはいないと思う。書くたびに指と頭に違和感がある。スマホで文字を打つたびに、「ちがう。これは自分が書きたいものじゃない」って言われているみたいだ。なんとなくわかっているのに、それでも書くのをやめられない。
お風呂で考えて気づいた。きっと、それほんとに「書きたいことじゃない」んだって。書くことを決めて、1文目を書いて、その続きを考えてるだけだ。続けること、終わらせることが目的。それは書きたいものじゃないだろう。
じゃあ、自分が書きたいものってなんだろう。今日あったこと? 意見文? それとも感想文?
多分どれも違う。というより、何だと言い切ることもできない。だってそのとき書きたいことなんて、いつも同じはずがないから。思ったことを思ったままに文字にすればいい。それが「素直な文章」ってことなんじゃないか。
お風呂で考えてる時、ふと思った。自分はいつも、何考えて生きてるんだ? って。
思い返してみれば、特に何も考えてない。人間は習慣の奴隷って、こういうことなんだな。いつもただ決められたとおりに動いてるだけ。そんなのいやだ。
だからといって、特に何かを変えるつもりでもない。ただ、自分が今、何に対してどう思ってるのか、気にしながら生活していこう、と思うだけだ。
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