第2話

「君の顔は、いつ見ても。飽きないねぇ~」ベットで横になる二人。

「ねぇ、ちょっといいかな?」彼女が、再び。顔を近づけくる。

「私の大好きな。君の顔をじっくり見させて・・・・・・」彼女の

 息が顔にかかり。再び体中の体温が上昇する。「うふふ。

 君の紅葉のような赤く染まっている。その顔も、私は

 好きだよ」彼女が、囁くように言うので。思わず

 目を逸らしたくなった。「あぁーなに目を逸らしてるの・・・・・・

 そんなに、私に見られるのが嫌なの?」頬を膨らませ怒る彼女。

「じゃあーわかった。今度は、君が私の顔をじっくり見ていいよ」

 彼女の突然の提案に戸惑うも。今度は、彼女の顔をじっくりと

 見つめてみた。すると、彼女の頬が紅葉のように赤く染まり

 だした。「なるほど。君の気持が、わかった気がするよ。

 こんな近くで、君に顔をじっくり見られると。何だが

 恥ずかしくなるねぇ」照れた顔で彼女が言う。

 「ふふ、これで同じだねぇ」彼女の同じとは、お互いの

 頬が紅葉のように赤く染まりあがる事を言っている事を

 知ったのは。彼女が笑った顔を見てから。しばらく後の事だった。

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