第3話システムの考察

えぇっと、最近の居酒屋さんは、タッチパネルの注文の店が多くなった。

何か味気ない。

店員さんとのコミュケーションも飲み屋の醍醐味だ。

今日はある店で飲んだが、間違ってアイスクリームを押してしまった。

取り消しの方法が分からず、相手に食べてもらった。

しかし、瓶ビールを4回お代わりしたが、中々出て来ない。

ボタンを押して店員を呼び、

「まだ、ビールが来ないんだけど」

と、言うと、

「毎回すいません。ビールでございます」

と、やり取りがある。

ならば、タッチパネルの意味が無いではないか?

不毛なやり取りだ。

最近のシステム事情は、人間が追い付かないのだ。

ならば、僕はいちいち店員の注文で商人ソロバンで計算する居酒屋さんの方が風情がある。

人件費を抑えようとすると、こう言うトラブルが起きる。

アナログの良さが再認識できるシステムだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る