第133話 せっかく搭乗用ゴーレムを完成させたのだから何かと戦わせてみたい。

 せっかく搭乗用ゴーレムを完成させたのだから何かと戦わせてみたい。だが別に戦争がしたいわけではない。

 候補としてはナイトロードかネフィスリーア、後は巨大なモンスターなどだろうか?


 そういえば、先日アースドラゴンなるモンスターが出現したと騒ぎになっていた。 ドラゴンと言えばゲームなどではかなりの強敵として登場する事が多い。そのドラゴンを倒したのは謎の巨大な白銀の騎士らしいという噂も流れたが、詳細はわからないままいつしかその噂は聞かなくなった。

 その白銀の騎士ってナイトロードじゃね?というかナイトロードで間違いないと思う。


 という事はコーネリア、或いはヌゼが実戦でナイトロードを使った事になる。

 良いなぁ、俺もドラゴンとユースフルで戦いたかったなぁ。


 まぁ、今は小型のゴーレム戦で我慢しておこう。そのうちヌゼ辺りが喜んで付き合ってくれるだろう。


 「という事でもう1戦やろう」


 「アーバン先輩、ゴーレムばかりで飽きたっす」


 な、なんだと?!

 ゴーレムに飽きるなんて事があり得るのか!?


 モルダンの意見に何人かは頷いている。


 い、いーやー!!

 ゴーレムが飽きられちゃう~~~。


 お、落ち着け俺。


 ゴーレム戦ばかりで飽きたのでは?ゴーレムにはもっと色々と別の楽しみ方もあるのだ。

 次はゴーレムをイジる方で遊んでもらおう。と言っても最初の時のカスタマイズの様な図画工作ではなく、用意された物から自分の好きな物を組み合わせて遊んで貰いたい。その為に用意すべきものがある。


 そうオプションパーツである。

 

 早速オプションパーツの制作に取り掛かる。

 カスタマイズだって素人が行うには限界があるし、不器用な人や面倒くさい人、センスに自信の無い人は素体のまま遊ぶことを選ぶだろう。そんな時買って換装したり取り付けるだけのオプションパーツは必須だろう。

 将来玩具として売り出す予定のミニHMGシリーズにも規格を統一した武器や防具、スラスターなど色々販売したい。

 ……人員の確保が必要だな。チラズは5男だから実家は継がないと言っていたな。ゴーレム魔法も卒業までには物に出来そうだし、魔法陣の勉強も続けているので将来有望だ。今のうちに唾を付けておこう。ぺっぺっ。

 あ、しかしそうすると平民のオリビエ先生と同じ職場という事になるのか。上手くやっていけるだろうか?……駄目そうなら職場を分けるか。どちらにしろそれはチラズが俺に雇われてくれた場合の話だ。前世には取らぬ狸の皮算用という言葉もあったし、その時になったら考えよう。


 先ずは武器から。あ、作るのはミニHMGの方に合わせたサイズだ。耐久力テストも兼ねて部員たちにはミニの方で遊んでもらおう。

 魔法銃はサイズ的にカートリッジの交換が難しいので各属性魔法の魔法銃を用意。

 銃の一部だけを属性に合わせた色に変えてある。


 剣は全て硬化の魔法剣だが、形を3パターン用意した。短剣、片手剣、両手剣だ。レイピアは魔法陣が描き込めないので断念。短剣も短剣というには片手剣の半分ぐらいのサイズだ。

 うぐぐ、小さすぎて魔法陣を描き込むのが大変過ぎる。もっと魔法陣を簡素化したい。今は根気よく頑張って描き込む。


 次は盾、こちらは表面に硬化、裏面に各属性に耐性を持たせたものを張り合わせて作った。こちらも魔法銃同様に見た目で分かりやすいよう耐火は赤、耐水は青といった感じに色違いを用意する。盾を選ぶ時は色で選んでも良いし、属性で選んでも良い。こちらは円形の盾を用意した事で魔法陣を描き込むのにそれほど苦労は無かった。


 背部に取り付けるジェットパックの小型版も作ってみたが、上昇と下降、それと前進しか出来ない。あと重いのでバランスが崩れるし、脚部などに負担が掛かってしまう。扱いが難しいが玄人が好むかもしれないのでこのまま採用する。

 これは白の単色のみ作った。色のバリエーションを用意するのも大変なのである。各自好きに塗装して欲しい。


 楽しくなってきたー。

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