第85話 2丁拳銃のゴーレムを使用していた女子部員が教えてくれたのだが、彼女たちの殆どは親に言われて、俺と仲良くなるために入部したらしい。

 2丁拳銃のゴーレムを使用していた女子部員が教えてくれたのだが、彼女たちの殆どは親に言われて、俺と仲良くなるために入部したらしい。

 10歳の子供でも親の駒とは貴族とは恐ろしいものである。まぁ、俺も貴族なんですけどね。

 

 しかしそう言う事なら、それは成功と言えるだろう。一緒にゴーレムで遊び、ロボットについて語り合えばそれは友達なのだから。……いや、まだロボットについて語り合ってなかった。

 これから時間を掛けてたっぷり語り合おう。


 で、なぜそれを教えてくれたのか尋ねたところ、彼女の言われた仲良くなるとは、つまり恋仲になれという意味であったらしい。

 おい10歳の女の子に何をさせようとしているんだ親よ。

 だが、彼女にはすでに親には内緒の恋人がいるらしい。なので、俺とは恋仲にはなれないと言われた。


 …ん?なんか俺フラれてない?


 ま、まぁそれは別に良いのだが、その恋人というのが二斧流ゴーレムの彼だそうだ。

 2人は6歳から親に内緒で付き合っているらしい。

 お、おませさんめ。


 ……俺、6歳の頃はカミーユのお尻触ってたな……この差よ。


 彼の方も親に俺と仲良くなって来いと言われているらしい。もちろん恋仲という意味ではない。


 他の4人も同じようだ。

 第1部室にいる生徒も大半はそうだろうと言われた。


 切っ掛けはどうあれ、彼ら彼女らとはもう友達のようなものだ。これからもゴーレムで遊べる相手が増えるのはありがたい。

 その親とまで仲良くするかは別の話だが。



 ノーザンはどうだろうか?彼は他の生徒と違って魔法陣の勉強に熱心だし、本人の言う通り、単純に勉強の為に入部しただけな気がする。


 だからか、ゴーレムで遊ぶ時間はいつもどこか面倒くさそうにしている様に見えてしまうんだよな。

 今後はゴーレム戦は自由参加にしよう。ゴーレムハラスメントになってもいけない。周りが楽しそうにしてたら、彼も自主的に参加したくなるだろう。そうやってすこしずつゴーレムやロボットの魅力にハマって欲しい。

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