私の初恋は生まれた病院からの幼馴染でした

3.

@部活

今日は鳳明高校さんとの練習試合！

鳳明さんは芸能科も、一般科も同じ部活だから鳳明さんの一般科の方がめっちゃ来てる…

「キャー！」（鳳明一般科女子）

やばい…今んとこ2:2で引き分けだ…

「小泉さん！パス！」

「いけ！健！」

健シュートだ！

「健ナイス〜！」

「イェー！」

いや、笑顔にピースは惚れるわ…

　　　　　　〜〜〜

結果は3:2でうちの学校の勝ち！

「健おつかれ～！」

「おつー！」

「てかスポドリいるよね？」

「あーいる！」

「はいこれ！」

「流石w」

「あ最後決めたのめっちゃかっこよかったよ」

「ありがと。てか半笑いじゃね？」

「ん？何のことかな〜」

「だるぅ」

「ホントにかっこよかったよ…」(小声)

「ん？なんか言った？」

「へ？何も言ってないよ?」

やば…心の声出てた…

危なぁ…

「健せんぱーい！」

あ健の事好きな子だ…

多分私あの子達から嫌われてるな…

「行ってきなよ」

「あおけ」

はぁ…あの子達にバレたら詰むな…

愛彩side

あぁまた健くん後輩に捕まってる〜

てか普通に美鈴ちゃんと喋ってたよね？

美鈴ちゃん大丈夫かな…

「健、相変わらず人気やな〜」

あ、樹あほだ…

「そりゃあ…ね…」

ほらぁ美鈴ちゃん悲しそうな顔してるし…

「あんだけイケメンだし優しいし、サッカーめっちゃ上手いし…そりゃモテるよね…」

あ…多分心の声漏れたな…

「あやっぱ渡野って健の事好きなん？」

あ、やっぱ樹アホだ…

「へ！？」

「今声出てたよ〜」

あ顔真っ赤〜

「大丈夫俺ら誰かにバラしたりせぇへんから」

「もちろんしないよ！」

「ありがとうございます…」

「てか前々から薄々気づいてたしね〜」

「え！？」

「多分私達以外はほぼ誰も気づいてないから大丈夫だよ！」

「あ来たで！」

「はぁ…疲れた…」

「あ健ファンサおつかれさん〜」

「ぶっ飛ばしますよ？」

「かいちょー怖〜」

「なにか？」

「すまんすまん！」

まぁ詳しいことは今度移動車で聞こうかな…

【作者コメント】

今回短めかもです…🙇

次回はいよいよ初めて修斗くんに二人が会う日です！