アマチュアがM-1グランプリ決勝を本気で目指した結果w

気津根雨丼。

漫才との出会い〜コンビ結成〜

僕は中山風也。高校1年生好きなことはテレビゲーム、youtube。

 ネットに生きる人間である。

 僕はそこまで友達は多くないけど親友と呼べる人がいる。

      「よっ!」

 それがあいつ。栢山正である。

      「よー」

 とりあえず挨拶を返す。栢山はすごい多趣味で人気者だが何故か僕とよく話してくれる。よく考えたら最高だな笑。

 突然栢山が言った。  

      「漫才見に行かね?」

 僕は思考がストップした。

      「なんで漫才?」

 僕が聞くと栢山は言った。

      「俺最近漫才めっちゃハマってるんよ。」

 おいおいそんなの知らないぞ。と思って聞いた。

      「最近っていつ?」

 栢山は言った。

      「先週かなー?」

 僕は思ったことを言った。

      「最近すぎるだろ。てかそれ最近に入れちゃだめだろ。」

 俺が言うと栢山は笑った。

      「そりゃたしかになwww」

 何が面白いんだよ。思ったがめんどくさいので一旦スルー。

      「とりあえず行こうぜめっちゃ面白いから!」

 僕はもう断るのもめんどくさいから言った。

      「別にいいよ。」

 栢山は言った。

      「いいんかいwwww」

 だから何が面白いんだよ。



 僕と栢山は劇場についた。一番前の席だった。めっちゃ特等席じゃん。劇場に行く前誰が出るかは一応見といた。ほとんど知らない人だった。こんなんで楽しめるわけないじゃん。だって知らない人がふざけてるのを見るだけだしって。この時は本当に思っていた。

 始まった。1組目はタカナタイム?名前がダサすぎる。

2人が入ってきた。

      「「どうもー!」」

 2人の声とともに拍手がすごいなっていた。めっちゃ客あったかいじゃん。

 漫才が始まった。

      「僕ねちょっと前病院行ってきたんですよね。」

舞台から一歩も動かず漫才してんな。これ後で聞いたらしゃべくり漫才っていうらしい。    

      「おかしいじゃんそれ!」

      「逆逆!」

      「そいつ前世からヤブ医者かい!」

  2人が喋るごとに客から笑いがすごいでてる。すげえ。

      「「どうもありがとうございましたー!」」

  また客から拍手。すげえ。

  …次はライクラインだって。知らん。

      「昔やってた遊びって今やるとめっちゃ楽しいのってありますよね〜。」

 ちょっと共感。舞台からめっちゃ動いてる。これはコント漫才っていうらしい。それって漫才なの?

      「ちょっと動くな!」

      「お前スーパーヒーローやんけ!」

 この人たちもすごいウケてんな。すげえ。

 このとき僕は思った。

      

       …僕もやってみたい!

 全ての芸人が終わった。帰るか。

 どうしよう。思ってること言おうかな。その時栢山が言った。

      「どうだった!?」

 僕は正直な感想を言った。

      「面白かった。僕もやってみたいって思ったよ。」

 その時栢山はめっちゃ大きい声で言った。

      「でっしょ!俺たちでやろうぜ!」

 …そして今僕たちがコンビ結成した。

 



     


  

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