俺、悪徳貴族になってみた
アホアホマン
第1話
アルバス「よくぞ来たな!ジャック!」
黒髪にしろのメッシュが入ったちょっと胡散臭そうなおじさんがアルバス邸のメインホールで息子を待っていた
ジャック「どうしたんですか?」
この物語の主人公ジャック、黒髪黒目でよくある子供の貴族服を身にまとった幼き少年。
アルバス「君にプレゼントだ!」
ジャック「プレゼント?それは一体」
アルバスが1枚の板、この世界では進化した電子機器それわもはや魔法と見分けがつかないが主流のためタブレットのようなものを取り出しジャックが受け取り操作すると何やら人の色々なパーツが空中のホロプロジェクターのような画面に映し出される。
ジャック「これは一体?」
アルバス「それはアンドロイドそれもメイドロボのパーツだ君へのプレゼントの一つだ、自分好みにカスタマイズして世界で一つだけのメイドを作るのだ、いいかよーく選ぶのだぞ?後でやっぱりどこか変えるっていうのは無理だからな」
ジャック「はあわかりました真面目に選ぶけどもう一つは?」
アルバス「それわな聞いて驚け!この領地そして爵位だ!私はアルバス伯爵そして領地を持つには爵位がいるだから我が息子にはとりあえず伯爵になってもらう、そして一つお願いがあるのだが私は君にこのプレゼントを正式に渡した後とある首都へと行くそこで余生を過ごすつもりだ。」
ジャック「わかりました、そのくらいであれば全然良いよ」
アルバス「ようし!であれば早速だがまずは領地をプレゼントだ!セバス!書類をここへ!」
呼ばれてセバスという白髪白ひげの初老の執事がやってきたそこにかいてある書類に調印し引き継ぎが行われ、アルバスは大手を振って喜ぶ
アルバス「ようしこれにて君はここの領主そして伯爵となったこれからはジャック伯爵と名乗ると良い、それとこの執事セバスもプレゼントだ、セバス、ジャックの補佐を任せる頼んだぞ、それでは私はこれから忙しいからなさらばだ息子よ!」
アルバスはそう意気込むと自分の部屋と荷物をまとめに行った
それから数日後メイドロボであるジャックのアンドロイドが届いた
ジャック「届いたは良いけどセバスこれはどうやって開けるんだ?」
メイドロボはよくある透明なパッケージに本体の写真を貼り付けたようなデザインで届いた
セバス「これは坊っちゃんの生態認証キーで作動するようプログラムされておりますお手を触れれば自動的に開き出てくる仕組みです。」
ジャック「ふ~ん、いつの間にそんなの取ったのかわ置いといてなかなか便利だな」
片手をパッケージの前面に触れるすると淡く光を放ちながら下からパカッと開くようにしてメイドロボが出てきてその後はパッケージわ役目を終えたかのように溶け消えた、メイドロボはお辞儀をし自己紹介をする。
イカロス「ジャック様の専用お世話係イカロスと申します、今後ともよろしくお願い致します」
イカロス、女性型の整った顔つきでポニテのスポーツタイプの髪型をしたアンドロイドである
ジャックはそんなイカロスに最初に何をしていたかと言うと服の様子見や体、お腹や胸等をお触りしていた
セバス「坊ちゃま!急になにをしておいでですか!」
ジャック「んー?検査だよ注文通りなのか重要だろ?」
セバス「おやめくださいこんな所で示しがつきませぬ!」
そうそこはメインホールである、ジャックがしかたないなあといった感じだが確実に照れた顔で「それなら俺の部屋でならいいんだな、よしイカロス俺の部屋(子供部屋)で続きだ〜」
イカロス「はいお気に召すまま隅々までどうぞ」
ジャック「ならお返しにおれの事も検査OK?」
イカロス「はい、お気に召すまで」
移動用の魔法陣の見た目をした道具でささっと子供部屋まで二人で入るジャックそんな二人を「いけません」といいながら追うセバス
セバス「坊ちゃま入れてください!機械と二人きりなど危のうございます!」
セバスは数十分ほど締め出しをくらった後入れてもらった
セバスが入るとそこには先程とは打って変わってすごく慣れ親しんでいる二人がいた
セバス「一体この短時間で何が」
ジャック「別に大したことは何もねーよちょっとイカロスの体を検査しただけだからそれよりもだセバスイカロスは何か約束とかあるのか?」
セバス「ああはいイカロスは月に一度1時間程のメンテナンスを必要としておりますそれ以外では特にございませんのでお好きなように」
ジャック「だってさイカロス、そういやお前風呂は?入らなくて良いのか?」
イカロス「私は定期メンテナンスにより全身のクリーニングをいたしますので入浴を必要としません」
ジャック「へーならこの後一緒に入るか、ついでに俺のこと洗ってくれ〜」
イカロス「お気の召すままに」
セバス「いけません坊ちゃま」
ジャック「ん?なんで」
セバス「坊ちゃま、機械との親交等危ないだけでございます、過去に機械によって殺された例もございますゆえいけません」
ジャック「は?機械による殺人、ロボット三原則はどうした」
セバス「なんですかなそれは?」
ジャック(この世界にはないのか?)「まあとりあえずいいや、それじゃあイカロス今からお前にロボット三原則{ジャック式}を与える、まず第一に俺に対する攻撃行為又はそれに該当する事をするな第二に第一に触れない事であれば自分の身を守ること第三はこれらを守り俺の言う事に従うことだ、わかったな」
イカロス「了解しました」
ジャック「よし、それじゃあこの後はどうするか」
イカロス「御主人様教育カプセルに入る事を進言します」
{教育カプセル}、それは科学が以上発達しまくったこの世界では学校で習うような事は一定のレベルまでであればカプセルで学びその後を学校で過ごすことが主流となっていた。
ジャック「ふむ、わかったではそれに入って過ごすがその間イカロス、お前が領地を回してみろ」
セバス「な!いけませぬ!坊っちゃま!機械に政治を任す何かあれば大事でございます、反乱を起こされるやもしれませんぞ!」
ジャック「大丈夫だその可能性はない、だなイカロス」
イカロス「はいご主人様のロボット三原則に違反します」
ジャック「そういうことだセバス、では俺はカプセルでしばらく過ごすことにする後は頼んだぞ」
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