虹色をまとひて壁を奔る蠅
にじいろをまとひてかべをはしるはえ
季語は「蠅」です。
ふと見かけた蠅の羽が虹色に光っていたのですが、その色に焦点を当てて詠みたいと思い作った句です。
入選をいただきました。
ただ、先生からは以下のご指摘を頂戴しました。
○「奔る」は、一般的な「走る」でよいのではないか。
○走る場所は「壁」がよいのか?もっとスケールが大きいものの方がよいのではないか。
「奔る」というのは、飛んだり跳ねたりしている様子から読んだのですが、そこまで読み取れなかったのかなと。
壁じゃなくてもっとスケールの大きいものをというのは、確かに!と思いました。その方が意外性が出る気がします。
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