第9話 食べられる裏側
15歳になった男子は代々受け継がれた試練に挑まなければならない。満月の夜、化け物が巣食う潮満ちの洞窟の一番奥の祠に自分の名が彫られた木札を供えるのだ。これを通過しなければ自分の船を持つことができない。やるしかない。「え? お前、知らねーの?」叔父さんは何でもないことのように言う。「アイツら、裏側は食えるんだぜ?」それを聞いて僕は俄然やる気を出した。食べられる裏側はどんな味がするのだろう。
有馬 礼さんへのお題は
【代々受け継がれた試練】、【食べられる裏側】、【巣食う】です!
予備:【月】
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます