【完結】魔術師、令嬢、忍者、陰陽師、アイドルが共闘し、異星の脅威に立ち向かう友情と絆の物語。

第17話 仲間の力

ケムマキケンゾウとの激しい戦いを経て、影の魔導師の力を封じることに成功した香織たち。しかし、彼女たちの心にはまだ新たな敵に対する警戒心が残っていた。

ある日の放課後、香織たちは学校の屋上に集まり、次の行動について話し合っていた。

「影の魔導師の力を完全に消し去るためには、まだ多くの試練が待っているわ。」香織は真剣な表情で言った。

「でも、私たちはサラのためにも、絶対に諦めない。」果耶が力強く言った。

「新しい仲間が必要ね。誰か力を貸してくれる人を見つけなきゃ。」麗奈が提案した。

その時、校庭から不思議な光景が見えた。白い紙が空中を舞い、その後に式神が現れていた。

「何だあれは…？」セレナが驚いた声を上げた。

「見に行ってみよう。」香織はすぐに校庭に向かった。

校庭では、一人の女子高生が紙を投げて式神を操っていた。彼女の名は安倍夏実、陰陽師安倍晴明の末裔であった。

「すごい…あれは陰陽師の力かしら。」果耶が感心したように言った。

「あなたは誰？」香織が夏実に問いかけた。

夏実は微笑んで答えた。「私は安倍夏実、陰陽師安倍晴明の末裔です。あなたたちがここで何をしているのか、興味があって来てみました。」

「私たちは影の魔導師の力を封じるために戦っているの。あなたの力が必要なんです。」香織は真剣に言った。

「影の魔導師…それは大変な敵ですね。でも、私も力を貸せると思います。」夏実は紙を投げて、再び式神を召喚した。

「本当ですか？ありがとうございます！」セレナが嬉しそうに言った。

「もちろんです。あなたたちの戦いを見て、私も協力したいと思いました。」夏実は頷いた。

「これで新しい仲間が増えたわね。」麗奈が微笑んだ。

「夏実さん、あなたの力を借りて、私たちはさらに強くなれる。」香織は決意を新たにした。

その夜、香織たちは夏実を迎え入れ、新たな戦略を練るために集まった。

「夏実さん、あなたの式神の力を使えば、私たちの戦いが有利になるわ。」香織は夏実に説明した。

「私も全力で協力します。式神の力を駆使して、影の魔導師の力を完全に封じましょう。」夏実は決意を固めた。

その時、ゆいが業界関係者から緊急の連絡を受けた。彼女は驚きの表情を浮かべながら、話を聞いていた。

「えっ、そんなことが…？」ゆいは驚愕の声を上げた。

「どうしたの、ゆい？」香織が心配そうに尋ねた。

「今、業界関係者から聞いたんだけど、影の魔導師の脅威だけじゃなくて、魔王サタンが復活しようとしているんですって。」ゆいは真剣な表情で言った。

「魔王サタン…それは大変なことだ。」果耶が驚愕の声を上げた。

「影の魔導師以上の脅威ね。私たちの力だけで対抗できるかしら…？」麗奈が不安そうに言った。

「でも、私たちは諦めない。サラのためにも、全力で戦うわ。」香織は決意を新たにした。

「そうね、新しい仲間も加わったし、私たちならきっとできるわ。」セレナが力強く言った。

「私も全力で協力します。魔王サタンに対抗するために、式神の力を駆使しましょう。」夏実は決意を固めた。

こうして、香織たちは新たな脅威である魔王サタンに立ち向かうために、再び団結することを決意した。友情と絆がさらに深まり、彼女たちの冒険は続いていく。

### 次回予告

次回、第18話「新たな仲間」では、香織たちは新たな敵と戦うために仲間を探し始めます。新しい仲間との出会いと、新たな試練が待ち受けています。次回もお楽しみに！

香織：「魔王サタンに立ち向かうために、新たな仲間を見つけなきゃ。」

果耶：「誰が来るのか楽しみだね！」

麗奈：「新しい力が必要だわ。」

セレナ：「みんなで力を合わせるデス！」

ゆい：「サラの犠牲を無駄にしないために、全力で戦うわ。」

里奈：「忍術でさらにサポートするわ！」

葵：「次も一緒に戦おう。」