第3話 ハミルカンパニー ③

メロン


はい

ミナア課長


おっぱい見せてくれ


はい

右にします?

左にします?


左だ


はい

今ブラ外します


バカ!!!

冗談だ!!

着けてろ!


言ったからには

ちゃんと見てくださいよ


・・・


何か?


あー

この書類

・・・

もういい

席戻れ


はい


👔


メロンさん


シュン


メロンさんは

どうして

課長の扱いが上手なんですか


攻められたら

攻め返す

男って防御力低いでしょ


なるほど

でもあれって


いいんじゃない

ハラスメントにビビりまくって

冗談の1つも言えなくなるより


うーん


それに可哀想じゃない


かわいそう?


ミナア課長も

40代でしょ


はい


あの世代の男の人たちって

親や教師から殴られて

若い頃はハラスメントなんて言葉ないから

平気で罵倒されて

いい年になったら

時代は変わってて

ハラスメントに裁かれる

ターゲットになってる


ごくり


つまり

やられっぱなし世代


やられっぱなし世代


あまりオヤジを

いじめちゃダメよ

シュンも

不幸せそうにしてないで

冗談の1つでも

言っていいのよ


・・・

・・

パンツ見せてください


人事部行ってくる


なんで!嘘!

ごめん!冗談

パンツはダメなの!

ごめんなさいごめんなさい


何言ってるの

契約の話よ


・・・

いってらっしゃい


🚪🚪🚪


リーゼ人事課長


あゝ

メロンさん

座って


はい


正社員の話ね


はい


ふう

人件費とかね

いろいろ削減削減でね


・・・


今回は見送りね


わかりました


🚪🚪🚪


もういいよ


🍈🍈🍈


別に


#メロン

#シュン

#ミナア

#リーゼ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る