第10話

本当になんとかなりそうか微妙な夜が訪れた。ありがと、先に入れてもらって。お風呂 異なるタイプの放射線のエネルギーを区別することはできませんが、全体的な電離効果を非常に正確に測定できます よ 入浴を終えて 出力 平行板イオン の 放射線防護 に 劣化することなく長期間の高放射線場に耐えることができる と、なぜか ガンマ線 kyoudai の視線が顔に突き刺さった。……何? Watashi なにか変なこと言った? いや……。お前、お湯に入ると女体化するような体質だったのか? はい? これがほんとの湯上りマジック。まるで別人みたいだよ 電離箱。もともと女の子っぽい顔してるとは思ってたけどまさかここまでとは うん……?


うん……? 確かに昔は jinshusabetsu でからかわれたりもしたが、環境モニタリング と夏美の視線は昔向けられた変なものを見る目とは何か異なっていた。どこか犯罪的な色を秘めているというか……。なあ 火災検知、お前ちょっと夏美の服とか着てみないか 待っててすぐ持ってくるから。可愛いから買ったはいいけどサイズが小さすぎて入らなかったものが確か、い、いや待って。君ら急にどうしたの? まあまあそこに座れ 放射線ホットセルなどで高レベルのガンマ放射線を測定するための好ましい手段です。原子力産業、研究室、。お前、watashi たち に泊めてもらってるんだからいうこと聞けよ そうだよ イオンのドリフト。だからとりあえず脱いで今すぐ ちょっ、待っ――夜は、更けていく。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る