第5話

学校に着いたが、もう既にやられた。


「・・・上履きがない」


まぁ、想定通りだな。


今日は予備あるし、これから持って帰るようにしないとな


そして、優は真っ先に職員室に入り


「ゆう、どうしたんだ?」


敢えて大きな声で


「上履き盗まれました」


「えー、ってそうか」


「はい。」


先生は察してくれた。


「はぁー、相変わらず春かぁ」


「そうですね。まぁ俺はそこまで気にしないので」


「・・・すまないな」


「いえ、これは先生がすぐにどうこう出来る問題じゃないですし、先生はむしろ変に接触しないし、グループワーク減らすなどの配慮をしてくれてるので」


「・・・ありがとう優」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る