どくはく

どく どく どく どく

恨みつらみ 刺さる有毒なつらら

わたしはかわいそう

透明へ覚えたての塊を羅列する


はくはくはくはく

まき散らされた真っ黒な胃液

みて、みて、私を

黒さを、グロさを、醜さを


帰ってくるのは数だけ

どう思ったかなんて 見たくない

ただそれをみて 知ってくれて

ひとりひとつ おすだけで


透明 透明 透明

いいえ 私はここにいる

ほうら ここに黒がある

だから私は ここにいる

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