第41話《書庫の離れには…》

ダル☆えっと…確かこの辺りに言い伝えの本がいくつかあったはず。


セレネ☆あ!あった!!神殺しのアストライア!!


カマル☆相変わらず物騒なタイトルだな。俺は離れのバハルの様子を見てくるから。


セレネ☆うん。ねぇダル?カマルもさっき言ってたけど書庫に離れなんてあったんだね?


ダル☆あぁ…うん。


セレネ☆何の為にあるんだろ?バハルって人のために作ったのかな?


ダル☆違うよ。たしか…昔短命な女の子のために書庫の隣に離れを建てたらしいって村長さんが言ってたよ?


セレネ☆短命か…その子は本が好きだったのかもしれないね。書庫の隣に住むなんて…


ダル☆そうだね。あ!あったよ。妖精を統べるものリトスについて!!


セレネ☆こっちには…海の女神 人魚アマランテの悲恋ってあるわ。でも灰の雨はないわね……


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