𐎢‎𓊆482録𓊇𐎽 "花" "言葉"


「仮に、人間以外に化けていたとしても、生体電気の仕組み自体までは変えられない………レゥ一帯には野生動物が多く住む。比較対象が多いだけに、人間との判別など造作もない」



ᚪ̥ͦ[̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅][̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅]✬ᚪ̺͆𐎢[̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]‎𓊆道中で野生の馬を見つけるのは初めてでしたね。思ったよりもモフモフでした𓊇[̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]𐎽✫ᚪ̺͆[̲̅ᛞ̲̅][̲̅ᚴ̲̅][̲̅ᚵ̲̅][̲̅ᚺ̲̅]ᚪ̥ͦ



「………………何が、狙いだ」



ᚪ̥ͦ[̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅][̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅]✬ᚪ̺͆𐎢[̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]‎𓊆疑り深い癖に、頭悪いのは何なんでしょう?疑り深さは思慮深さという言葉を聞いた事ありますが………貴方は見事に反比例しているようですね𓊇[̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]𐎽✫ᚪ̺͆[̲̅ᛞ̲̅][̲̅ᚴ̲̅][̲̅ᚵ̲̅][̲̅ᚺ̲̅]ᚪ̥ͦ



「何が、言いたいと言っている!!」



ᚪ̥ͦ[̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅][̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅]✬ᚪ̺͆𐎢[̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]‎𓊆"五行木遁・樹林縛じゅりんしばりの術"!!𓊇[̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]𐎽✫ᚪ̺͆[̲̅ᛞ̲̅][̲̅ᚴ̲̅][̲̅ᚵ̲̅][̲̅ᚺ̲̅]ᚪ̥ͦ



「…………………!!ようやく、仕掛けたか………!!」



ᚪ̥ͦ[̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅][̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅]✬ᚪ̺͆𐎢[̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]‎𓊆…………………………・・・・・・・・・・・𓊇[̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]𐎽✫ᚪ̺͆[̲̅ᛞ̲̅][̲̅ᚴ̲̅][̲̅ᚵ̲̅][̲̅ᚺ̲̅]ᚪ̥ͦ






____サァァァァァ………








「…………………ん?桜の花弁が降ってきただと………?おかしい、ここら一帯には桜の木などはないはず………それに、まだ桜の花が咲く季節では………」



ᚪ̥ͦ[̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅][̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅]✬ᚪ̺͆𐎢[̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]‎𓊆不発でしたね。たまにあるんですよね。不発になることが𓊇[̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]𐎽✫ᚪ̺͆[̲̅ᛞ̲̅][̲̅ᚴ̲̅][̲̅ᚵ̲̅][̲̅ᚺ̲̅]ᚪ̥ͦ



「………………ふん、それが本当だとしても………こればっかりは嘘だろうよ」



ᚪ̥ͦ[̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅][̲̅ᛈ̲̅][̲̅ᛩ̲̅]✬ᚪ̺͆𐎢[̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]‎𓊆バレましたか𓊇[̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅][̲̅I̲̅]𐎽✫ᚪ̺͆[̲̅ᛞ̲̅][̲̅ᚴ̲̅][̲̅ᚵ̲̅][̲̅ᚺ̲̅]ᚪ̥ͦ



[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂["水生木すいしょうもく桜濫鏖馬おうらんおうま肉捌きの術"]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]



「ま、まさか………!?永野ゆ___!!」






___バキンッ!!!!ズムッ…………!!!!






「ゴフッ……!!背後から………!!寸勁すんけいによる拳で結界ごと、脊髄と心臓にまでダメージを与えやがった………!!」


[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[ゆみりから発勁のやり方を教わっておいて良かったよ。どんなに強固な結界でも、拳に一点集中させた高密度の魔術を使えば、寸勁すんけいの原理によって壊すことが出来る]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]


「くっ………!!この…………!!」


[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[ゆみり!!]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]









___フッ!!!!







私は、水面から橋の上に居る優里の元へ転移した。


優里を抱き抱えて、ゼファーさんから少し離れたところで優里を降ろす。優里の不意討ちの水の魔法を纏った寸勁によって、結界の耐久性を貫通し、体の内部にまでダメージを与える事が出来た。


この一撃を決めるために、私はゼファーさんと無駄話や使った川の沸騰を行い、異能力を一切遣わずに相手の認識や意識をことごとく壊していくという"幻術"を行った。


レゥの人達でも使わない、言葉と遁術を操る………私なりの幻術だ。


実際の忍者と呼ばれる存在が使っていた幻術と言うのも、相手を惑わために武器として使用頻度が戦ったものは"己の口"だったらしい。


つまり、詐欺師のように嘘をいかに真実のように話せるか………それを相手に思い込ませて、先入観の上に更に別の先入観を植え付けることが出来るか。


これをモデルとして、私はそこに補助として遁術を使って"幻術"の効力を上げたと言ってもいいだろう。



端的に言ってしまえば…………だった。


最初から、ゼファーさんは実体があるだけの人形の残像と戦っていたようなもの。


ここに来た瞬間から、ゼファーさんの敵は私ではなくて、戦力外と勝手に思い込んでいた優里だったのだ。





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