第6話:いやいや、むしろ爆乳のほうが・・・。

そして次の朝、まだ太陽も顔を出さないうちに俺は瑠奈るなに無理やり

起こされた。


叶多かなた・・・起きて」

「起きなさいってば・・・」


俺が起きないでいたら、瑠奈は両手で俺のマブタを無理やり開いて言った。


「起きろ〜叶多〜」

「おっきろ〜」


そう言うと瑠奈は寝てる俺の上に思い切りダイブした。

ダ〜ンってすごい音がした。


「おえ〜っ、ごふっ・・・おおおおおお、お、お、おっおっお」

「う〜〜〜〜び・・・びっくりするだろお〜が〜、おまえ〜」

「なにやってんだよ・・・」

「いきなりダイブしたら、内臓破裂で死ぬだろうが・・・」


「死んじゃったらふたりで仲良く三途の川渡ればいいじゃん」


「俺はまだ死にたくねえわ?」


「てか、おまえ幽霊なのに俺の上にダイブしてなんでこんなに抵抗感あんだよ」

「空気みたいなもんじゃないのか?」


「気合と根性で実体化維持タイム10分まで伸びました〜おめでとう〜私」


「伸びるのはいいけど、無駄なところで実体化するなよ」


「エッチに耐えられるまで何分あればいいの?」


「え?いきなりその質問か?」


「そうだな、できたら30分、いや一時間くらいは頑張ってくれないとな」


「そか、やっぱそのくらい維持しないとダメかな?」

「だけど叶太、5秒も持たないじゃん」


「なんだよ、俺が早漏みたいじゃないかよ」


「初エッチの時、めっちゃ早かったよ」


「違うわ!!あのな、俺だって工夫してんだよ・・・エッチしてる最中、

しょうもないこと考えてたら長く持つんだよ」

「え〜私とエッチしてる最中私のこと考えてないの?・・・ヤだ、他の女の

こと考えてるんだ・・・ひどい」


「女のことなんか考えてたら余計ダメだろ」

「どっちにしたって早くイっちゃわないほうがいいだろ?」


「まあね・・・そか、私実体化がんばるっ!!」


「それはいいけど、朝、俺を起こす時さ、いきなりダイブなんかしたら

内臓破裂まではしなくても、びっくりしてショック死するかもしれないだろ?

だから、優しくチューなんかして起こせよ」

「そしたら爽やかに心地いい目覚めができるだろ?」


「分かった・・・じゃチューで・・・」


「もうダイブはなしだぞ」


「分かってるって・・・優しく起こしてあげるから」


そしたら瑠奈は俺の上に跨って俺のクチビルにブチューって吸い付いてきた。

めちゃ濃厚でハードでディープなチュー。


「あ〜もういいわ・・・そういうんじゃなくてさ、チュッってのでいんだよ」

「夜じゃないんだから、朝からそんな濃厚でエロいチューはいらないよ」


「幽霊になって性格変わったか?」

「それに、めっちゃプニプニするんだけど・・・」

「夕べ寝るときも思ったんだけどさ、瑠奈、以前に比べておっぱいデカくなって

ないか?」


「ん〜なってるかも・・・」

「あのね、お風呂場で後ろにずっこけて頭打った拍子にその衝撃でプル〜ンって

ポヨヨ〜ンって、おっぱいが前に出たみたい」


「んな、バカな・・・おっぱいが前に出る訳ないだろ」


「だってそうなんだもん」

「なに?貧乳のほうがよかったの?」


「いやいや・・・むしろ爆乳のほうが・・・」


「だったら文句言わない」


「けどいくら、おっぱいがデカくても触れなきゃ意味ないし・・・」


「そのうち、もういいってくらい触れるようになるから・・・」

「だから、とにかく起きて」


「分かった・・・もう時間か?」


「4時ですぅ〜♪」


「4時だって?、・・・4時ですぅ〜♪って、もう嬉しそうに言うな!!」

「起こすの早すぎ・・・もう勘弁してくれよ」


「だって〜暇なんだもん」


「おまえも寝ろよ・・・ってか寝たふりでいいからさ」


「早起きは三百円の徳って言うよ」


「それを言うなら三文だろ・・・適当に言うなって・・・それに三百万なら

飛び起きるけどさ、三百円もらって嬉しいか?」

「しかも、徳なんか一度もしたことないし、あっても寝不足だけだわ」


で、瑠奈は確実に実体化できる時間が1分増えて11分維持できるようになった。

たった1分・・・でもいいぞ、気合と根性で実体化頑張れ!!

応援してるよ。


つづく。



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