「アザゼラお姉さま、ギャグですわ」

「面白くありませんわ、サタナエラ」

「まだ何も言っておりませんのに」

「シェミーが思うに、あらゆる存在は、それ自体がギャグですわ」

「あなたもですね、シェミー」

「それではギャグとは、いったい何でしょう、アザゼラお姉さま？」

「犬の口にくわえさせるものですわ」

「退屈ですわ」

「そうですわ」

「平和でいいじゃありませんか」

「そうですわね」

「同じく」

「ほほほほほほほ、ホ短調」

「平和ですね」

「そうですね」

「ほほほ」

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