第5話 美里花side――喜び

 わたし、西野美里花は、小学校のとある瞬間、それまで大好きだった詩が、まったく書けなくなっている事に気が付いた。

 その時のわたしの心は、混乱と絶望に満たされていたというよりは、「……やっぱりね」という諦めが強かった事を覚えている。

 それまでわたしは、公園を冒険して、そこで出会った自然の不思議を詩にして詠んだりするのが常だったが、学校では浮いていて、友達など一人もいなかった。


 そんな中、学校がつまらなかったわたしは、みんなが九九を覚えているつまらない授業で、ついに自分が詠んだ詩を歌にして歌った。歌ってしまった。

 先生は烈火のごとく怒り狂い、わたしを嫌い、悪魔の子と影で囁いた。

 そんな空気を察した子供たちは、わたしを苛め抜き、わたしは追い詰められ、絶望し、詩を読む事をしなくなった。

 そして、気が付けば、書きたくても書けない状態に追い込まれていたのだった。


 詩が書けなくなったのと同時期、転校する事になったわたしは、自分を押し込めて、自分を封印して、それまで全く興味がなかった芸能情報やファッション情報を仕入れていく。

 そうして小学校デビューを果たしたわたしは、新しい学校で無事友達を作る事ができた。

 だが、わたしの心にあったのは、ただ、ただ、虚無に過ぎなかった。


「○○くん、かっこいいよねー」


「……うん、そうだね」


「アイドルの○○、結婚するんだって! ショックだよー」


「……うん、そうだね」


 自分の心にもない事を、周囲にタイミングを合わせて相槌を打つだけの作業に、一切の喜びはなかった。

 わたしは次第に活発に明るく話した方が周囲の受けがいいと気付き、ただただ仮面を何重にも被って、明るく振舞うようになっていく。

 そうしているわたしは、もはやよくいるクラスの人気者以外の何物でもなかった。

 なのに、わたしの心は一切満たされることはなく、むしろ絶望ばかりが広がっていった。


 ――いやだ。


 ――いやだよ。


 ――興味ない。


 ――興味ないんだよ。


 ――詩が、また詠みたいよ……


 だが中学校に入ったあたりから、状況は変わりだす。

 思春期に入り、男子も女子も、恋愛へのあこがれに目覚めだすこの頃、わたしはとんでもなくモテた。

 中学1年生のとき、学校で一番人気と噂されていた中学3年のバスケ部のキャプテンに告白されて、まったく心が動かず断ったのが、一つの転機だった。

 キャプテンの事を好きな女子など、星の数ほどいただろう。

 そのうちの何人かが、結託して、あの調子に乗っている女子を潰せと言った。


 それまで明るく振舞っていたわたしは、上級生も絡んだいじめに巻き込まれて、一気に表面からも光を失った。

 毎日のように、下駄箱の靴に画鋲を入れられたり、椅子を隠されたりと、陰湿ないじめを受け続けた。


 だが、わたしの心は、それまでとあまり変わってはいなかった。

 もともと絶望に満たされ、虚無の中を生きていたわたしにとって、クラスの人気者もいじめられっ子も、それほど差がある境遇ではなかったのだ。

 とはいえ、肉体的に危害を加えられると、痛いし、苦しくはある。

 そういった積み重ねの中で、わたしはいつしか、死に憧れるようになった。

 ただ、憧れているだけで、最初は実行する事はしなかった。

 だが、続く苛めがエスカレートして、校舎裏でリンチを受けた後、わたしはぼうっとする意識の中、屋上に登って、その柵を越えた。


 ――その瞬間、なんだか、心が晴れ晴れとする心地がした。

 目の前に広がる空が、自分の居場所であるかのように、確かに感じた。

 それは、幼いあの頃、空を眺めている時に感じた無限の喜びと詩情をどこか想起させるもので――

 わたしは、死の恐怖を感じて初めて、久々に虚無心以外の心情を感じたのである。

 それからのわたしは、死というものになるべく隣接するように振舞った。

 屋上の柵の向こうは、わたしの一番の息継ぎの場所になった。

 その瞬間は、確かに生きていると、わたしは空っぽでないと、そう感じる事が出来たのだ。


 高校に入って、いったん人間関係がリセットされてからも、その習慣は続いた。

 わたしは屋上に入り浸り、何度も何度も柵の向こう側へと足を運んだ。


 そうしているうちに、ある日、わたしは一人の同級生が、小説の新人賞でデビューしたらしいという噂を聞く。

 それを聞いたわたしは、久々に衝撃を受けた。

 詩が書けなくなったわたしと違って、今まさに自分の文章を綴って、表現して、それが評価された人がいるんだと。

 わたしは思わず他のクラスに行って、その噂の少年、東雲月也を見に行った。

 地味な、どこにでもいる少年だと思った。

 休み時間だというのに、他の友達と話す事もなく、一人でメモ帳に何かを書きつけている。

 あそこには、彼の、彼なりのアイデアが、表現が詰まっているのだろうか。

 そう思うと、わたしは、落ち着かなくなった。

 屋上に戻り、いつものように柵を越えて、死のすぐ傍に身を置く。


 ――ふと、今なら詩が書けるかもしれないと思った。


 そして、柵の向こうに座り込んで、下敷きを敷いてルーズリーフに書いた最初の詩が、東雲くんにプレゼントしたあの詩だ。

 わたしは、自分の文が、あの頃の瑞々しい喜びと語彙、リズムを大幅に失っているものであるとは思った。

 それでも、一つの詩を形作る事が出来た事は、わたしに久々の希望を抱かせた。

 わたしは感謝した。


 ――わたしに希望を取り戻すきっかけを作ってくれた、あの小説書きの少年に。


 それから、わたしは詩を作るのに、危険地帯に身をおく必要はなくなった。

 屋上の一番高い所に登って、そこで詩作に励んで、書いたり書けなかったり失敗作だったりしながら、少しずつ、少しずつ、心の中に希望を育てていった。

 そんなある日、わたしがいつものように放課後の屋上で寝ころんで、詩作のアイデアが降ってくるのを待っていた時、一人の少年が屋上に足を踏み入れる。

 それは、いつか見た、あの小説書きの少年、東雲月也だったように思った。

 少年、東雲くんは、何をするのかと思えば、ぼうっとしながらゆらゆらと幽鬼のように歩き、裏庭を見下ろす屋上の柵へと辿り着き、そして、柵を越えた。

 わたしは驚いた。

 自分以外にも、あの柵を越える人間がいるなんて。

 しかもそれがよりによって、わたしに希望を与えるきっかけをくれた、あの小説書きの少年だなんて。

 わたしは、しばらく少年を観察した。

 少年は、鞄からメモを取り出し、それをぼうっと眺めるでもなく、手に置いていた。


 ――もしかすると、あれはメモを捨てようとしているのではないか。


 そう思ったわたしは、いてもたってもいられなくなり、屋上の東雲くんがいる階層に降りて、柵をひょいっと慣れた様子で飛び越えて、東雲くんからメモを没収した。

 読んでみると、なんとも面白くなさそうな事が書いてあった。

 東雲くんは、面白いアイデアが浮かばなくて死にたくなったのかな。

 そんな事を考えながら、わたしは自分が久々に他人に興味を持っている事に気が付いた。

 いつしか自分と一体化していた明るい仮面で、東雲くんと楽しく会話してしまう。

 そして、東雲くんが死にたいのだと聞いたわたしは、今死んだら美しいかもなと思った。

 そして、ふらっと、本当に屋上から身を投げ出そうとしてしまう。

 それは一種の恍惚を伴う体験で……ああ、今なら詩が詠めそう……


 ――そして、宙に投げ出された腕を、がしっと東雲くんに掴まれた。


 ――え?


 東雲くんは、結構危ない体勢になりながらも、わたしを一生懸命助けてくれたのだと理解した。


 ――なんだそれ?


 わたしはそれに、失望した。

 今から死のうとしているというから、その暗さに、闇に共感したのに。

 そんなヒーローみたいな事ができる奴は、わたしの求めている少年ではない。

 そう思ったわたしは、東雲くんに失望した目線を向けた。

 だが、東雲くんは、今度はわたしを思いっきり引っ張って、柵に向かって叩きつけた。

 いたかった。

 すごく、いたかった。

 だが、この痛みは、中学時代にリンチされた時の痛みとは違って。

 確かに血の通った、思いやりのある痛みだと思った。


 ――東雲くん、わたしを叱ってくれたんだ。


 そう思うと、わたしは無性にドキドキしてしまった。

 わたしは親に叱られた事がない。

 父親にも、母親にも、半ば放置されていたからだ。

 だからこそ、その瞬間のわたしの喜びは、一体どれほどだっただろう。

 わたしは恥ずかしくて、そんな様子をおくびにも出さず、乱暴にされるのがタイプだと言ってごまかし、それでも東雲くんに近づきたいと思った。

 そうだ、詩を渡そう、と思った。

 わたしの詩は、もしかしたら東雲くんなら、理解してくれるかもしれない。

 完全に舞い上がったわたしの行動力は凄まじく、東雲くんに詩を渡して、テンションの上がった足取りで屋上から去った。

 だが、翌日、東雲くんを校門の前でずっと待ち伏せたのに、東雲くんは詩を読んでくれていなかった。


「読んでない。お前みたいな人のメモ帳取り上げて読み上げて馬鹿にするような女の詩なんて、誰が読むかよ」


 そうだったのだ。

 舞い上がっていたのはわたしだけで、東雲くんはわたしを嫌っていたのだ。

 それを理解したわたしは、悲しくて、希望が潰えたような思いがして、思わず泣いてしまった。

 泣きながら、何を言っているかもよく分からないまま、東雲くんに謝って、その場を去った。


 それから、虚無を感じながら授業を終え、昼休み、いつものように屋上に登る。

 なんとなく、柵の傍で空を眺めて、ああ、本当に死のうかな、とそんな事を考えていた時だった。

 屋上に、東雲くんがやってきた。


「……その、あのさ、ごめん!」


 東雲くんは、突然、そんな叫びをあげた。

 びくっと、身体が震えるのを感じた。


「お前の詩、読んだよ! 正直、すごかった。すごい滑らかで綺麗な文章だと思った。なんていうか、リズムがいいよな。内容も、幼い頃の詩の瑞々しさが伝わってきたり、その後の少女の苦しみが伝わってきたりで、すごく、心が動いたよ。俺、ライトノベルばっか読んでて詩とか詳しくないんだけどさ。詩もいいなって、お前の詩を読んで初めて思ったよ。すごかった!」


 じわっと、東雲くんに背中を向けたまま、目に涙が浮かぶのを感じる。

 もちろん、嬉し涙だ。


「こんなすごい詩を書いた奴に向かって、酷い事いって、馬鹿にして、本当に思いを踏みにじる有り得ない行為だったと思ってる。マジで、ごめん!」


 すごい。やっぱりこの少年は、すごい。

 わかってくれた。

 わたしの事を、わたしの詩を、初めて、わかってくれた。


「うっ……ううっ……」


 わたしは、ぷるぷると震えながら俯き、顔を上げられない。


「……その、どうした?」


 東雲くんが心配そうにそう聞く。

 わたしは、東雲くんを心配させてはいけないと、喜びを伝えようと、くるっと振り向く。


「う、うう、嬉しい! 嬉しいよ、東雲くん! 良かった! 読んでくれて、ありがとう! 感想をくれて、ありがとう! わたし、嬉しいんだ! 本当に、嬉しい!」


 そういうと、東雲君は、ぱぁっと明るくなった表情で、少し目に涙を浮かべて、とっても喜んでくれていた。


「……ありがと! 本当ありがと! ……なんか、このままだと、何言っちゃうか分かんないから! それじゃ!」


 わたしは勢いで東雲くんに告白してしまいそうだったので、いったん落ち着こうとその場を去る。


 ――嬉しいな。


 ――嬉しいな。


 そう思い、ニコニコと歩いていたわたしに、声が掛けられる。


「あ、あの、西野! ちょっと、裏庭に来てくれないか!」


 それは噂には聞いていたサッカー部のキャプテンだった。

 ハンサムで、身体ががっちりとしていて、いかにもモテそうなタイプ。

 わたしは一応呼び出しに応えて、告白されたけど、なぜかうざく感じたし、すぐに断った。

 その時のわたしは、東雲くんに詩を理解してもらえた喜びで頭がいっぱいだった。

 なんといって告白されたのかも正直よく覚えていない。

 ああ、次はどの詩を渡そうかな。

 きっと東雲くんは、しっかりわたしの思いを理解してくれる。

 そう思い、教室で鞄に入った詩を取り出そうとした、その時だった。


 ――その鞄が、すっと引っ張られて、目の前の女子生徒の手元へと奪われた。

 それは、先ほどのサッカー部のキャプテンの事が好きな女子生徒達の、復讐だった。

 ……またか。

 また、わたしは、こんな人たちに、学校生活を邪魔されるんだな。

 そう思い、冷静になろうとするわたしだったが、その鞄の中には、東雲くんに見てもらいたい詩が入っている。

 取り返そうとする私に対して、女子生徒は人気のない昇降口まで逃げ出し、追いかけたわたしは、そこで待ち構えていた女子生徒3人に、押さえつけられ、踏みにじられ、鞄の中を漁られて、その中の詩を見られた。


「うわ、なにこれ、ポエムじゃん! ださ!」


 そう言いながらそれをびりびりに破いてせせら笑われた。

 わたしは、絶望した。

 わたしの、少しずつ書けるようになってきていた詩が、東雲くんに見せて感想を貰いたかった詩が、全てぶち壊しにされてしまった。


 ――ああ、わたしなんかが、希望を抱いたのが悪かったんだな。


 そう思った。


 ――わたしなんかが生きているから、こんな事ばかり起こるんだ。


 ――こんな偽物の人間、死んでしまえ。


 自暴自棄になったわたしは、放課後になった瞬間、屋上に向かう。

 そして柵を乗り越え、今度こそ本当に死のうと、そう思った。

 だが、そこに東雲くんが現れる。


「……聞くぞ。嫌じゃなければ」


 東雲くんは、そういって、優しくわたしの気持ちを知ろうとしてくれた。


「はは……今日は優しいんだね。昨日はあんなに乱暴だったのに」


「いいから」


 男らしい一言に、わたしは諦めたように微笑んで、そっと話を始めた。


「まあ、大したことじゃない、ていうかよくある事なんだけどさ。ぶっちゃけわたしは、めっちゃ可愛いわけじゃん? それで、今度はなんかサッカー部のキャプテン、みたいな感じの人に告白されてね。なんかうざかったから、振ったの。そしたらそのキャプテンの事が好きな女子軍団、みたいなのがいて、ひたすら付きまとってきてさ。鞄を奪われて、わたしの詩を見つけてさ。笑われて、全部びりびりに破られちゃったんだ……そんだけ」


 そういうと、東雲くんは、ショックを受けた表情のあと、すごく怒ってくれた。


「ふざけんなよ……そんだけ、ってなんだよ……自分の作品をそんな風に扱われて、悔しくないわけないだろ……」


 わたしは、東雲くんの気持ちが嬉しくて、静かに微笑んだ。


「……ありがと。東雲くんは優しいね。わたし、これでも傷ついてるから、結構キュンと来たよ」


 わたしは、詩に関する思いを東雲くんに話そうと決める。


「詩、自体はいいんだ。たぶん全く同じものは書けないけど、また新しいのを書けばいいから。でも、なんか、今回は本当にきつくってさ。わたしさ、あの詩にも書いたけど、ある時期からずっと詩が書けなくなっててさ。最近になって、もしかしたら書けるかもって思って、ちょっとずつ頑張って書いてたのが、その詩たちなんだ。昔に比べれば、下手くそで、不格好な詩なんだけど……それでも、それを台無しにされてさ、なんか、わたしの努力は無駄だったのかなって、わたしは一生詩が書けないままなのかなって、そう思ったら、自分でも良く分かんないんだけど、死のうって思っちゃったんだ」


 本当は東雲くんに見せたかったのも理由のうちなんだけど、それは恥ずかしくて話せなかった。


「そいつらの名前を教えろ。俺が、ぼこぼこにしてやる……!」


 わたしは驚いた。東雲くんが、そこまで怒ってくれるなんて。そんな柄じゃないのにさ、まったく。


「……! それはだめ。わたしなんかのために東雲くんの高校生活が台無しになるなんてさ、許されないよ」


「美里花ッ……!」


 気づけば東雲くんは、がしっとわたしの両肩を掴まれて、わたしの名前を叫んでいた。


 名前で呼ばれるのはこれが初めての事で、わたしは一瞬で、ときめいていた。


「俺はさ! 悲しいんだ! お前は紛れもない天才なのに! そんなやつが、こんなクソつまらない所で、死のうとしてる事がさ! どうしようもなく、許せないんだよ!」


 わたしは自分がどんな顔をしているのかも分からないまま、東雲くんの全力の叫びを、必死に聞いていた。


 「お前はさ! めっちゃ可愛いのに、めっちゃ性格悪いけどさ! それでも、天才なんだよ……! 俺なんてさ、お前の詩を一つ読んだだけで、お前の事、大好きになっちゃったんだよ! それくらい、お前は凄いんだよ!」


 東雲くんの言葉は、わたしにとって嬉しいものだらけで、わたしは喜びに震えていた。

 たぶん、顔は赤くなっていただろう。

 目には、大粒の涙が貯まっていた。


「……ふふっ。ふふふっ」


 わたしは、気づけば笑っていた。


「……東雲くん。わたしは天才なんかじゃないよ。むしろ馬鹿だ。だって……」


 そうだ。わたしはとんでもない馬鹿だ。


「キミみたいな地味な男子の告白で、こんなにも喜んでるんだから……」


 こんな強がりしか、もはやいう事が出来ないくらい、喜んでいるのだから……


「ちょ、ちょっと待て、告白って何……あ……」


 東雲くんは、今自分が何を言ったのかを、自分でも理解していなかったらしい。

 その言葉には、わたしは正直がっかりしたが。


 でも、いきなり付き合うとかになったら、心臓が持たないかもしれないし。

 今は友達になる、くらいでいい気がする。

 そう思い、そんな感じでからかう口調で話を進め。

 わたしは東雲君と連絡先を交換した。


 わたしには行ってみたい場所があった。

 わたしはしばらくそれを東雲くんに切り出す勇気が出なかったが、金曜になって、ようやく勇気を振り絞って、連絡する。

 それは――

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