第9話 これにて自作PC完成!

 各種ドライバーの更新作業に移るぞい。

 まず、OSが起ち上がったらOSの入ったUSBを抜いて、LANケーブルを接続し、ネットとつなげる。


 これで各種ドライバーを入れる準備はOKじゃ。


 では、マザーボード関連のドライバー更新を行うわけじゃが……これが初心者泣かせなのじゃ!


 やり方を動画やブログで漁ったが、手動でドライバーをインストールする方法を勧める声が多かったのぅ。

 あらかじめ、ドライバーをUSBに入れておき、それを使って更新するという方法じゃな。



 一応、マザーボードにドライバー更新を行えるツールがあるんじゃが、どのメーカーもこいつの出来があまり良くないため、手動の方が良いと。

 使用した場合、何が起きるかというと、例としてダウンロード・インストール中に止まるというもの。実際にとある動画を拝見しておったが、途中で止まったぞ。


 そんな目に遭うのは初心者としてはガクブルなので、手動でやるとするかのぅ……ふむ、マザーボードの型番を検索して各種ドライバーを見たが、なんか面倒なのじゃ。


 そういうことでワシは、マザーボードのツールを活用してまとめて更新するぞい!

 ネットと繋げると画面右下に通知が来る。マザーボードのドライバーの更新をしろというやつのな。


 そいつをクリックすると、更新できるドライバーの一覧が出てくるので、それらにチェックを入れてインストールと。



 この時ワシは、デバイスマネージャーを開いておったぞ。

 場所はWindowsのアイコン、右クリックで見つかるのじゃ。

 開いたら、画面上部の『表示』をクリックして『非表示のデバイスの表示』をクリックして全部のデバイスが見れるようにしておいたのじゃ。


 ここを見ると問題があるところにはビックリマークがついておる。

 ドライバー更新前なのでビックリマークがついておったわ。


 しかし、ドライバーが更新されていくたびにビックリマークはなくなっていくのじゃ。

 ワシの場合、特に問題なくドライバーは更新されて無事に終えたのじゃ。

 手動でやる手間が省けたわけじゃな。


 

 これが終えたら、お次はグラフィックドライバーの更新、と。

『NVI〇IA ドライバー』と検索すると出てくるので、そこで今回購入したGeF〇rce RTX 4060 Ti を選んでダウンロード。


 ファイルを開き、指示通りインストールを行う。


 最後にもう一度デバイスマネージャーを開き、ビックリマークがないことを確認。

 

 

 さぁ、あとちょっとで終わりじゃな。


 次はWind〇ws Updateの確認じゃ。

 更新可能なプログラムがあれば、それをインストール。

 その後再起動。もう一度確認して『最新の状態です』という表記のままであれば終了。




 これにて、自作PCの作業は完了じゃ。

 Biosの更新は? という声を上げる者もおるかもしれんが、失敗するとマザーが動かなくなるので、PCの調子が悪くならない限り更新する気はないのじゃ。

 ワシのような初心者がやることでもないと思うしの。


 

 組み立てからOSのインストールにドライバーの更新と、ここまで二時間半~三時間ほどかかったのじゃ。

 疲れたが、これにて自作PCの組み立ては終了なのじゃ!!



 このあと、前のPCからバックアップしておったデータを移したり、自分好みにカスタマイズするのに七時間ほどかかったのじゃがな。

 高速スタートアップのオフやら、タスクバーの設定やら、アクセシビリティの設定やらでの。


 

 さ~て、全部終えたらお片付けなのじゃ♪。

 面倒なのでテキトーな箱にまとめて入れて、クローゼットに押し込んでおくとしようかの。

 おや、何やら銀色のねじが四つあるの?

 はて、なんじゃこのネジは? こんなネジを取った覚えは……?


 ふむ、ふむふむ……よくわからんが、PCは動いとるし、別に気にせんでもいいじゃろ!

 一緒に箱に入れて仕舞っておくのじゃ!!


(後日正体がわかり、CPUクーラーを取り付ける際に外したソケット――CPUの上下についていたソケットを固定していたネジじゃったわ)

 



 さぁさぁ、このニューパソコンで快適なパソコンライフを送るとするぞい!


――と、ここまでで、タイトルに示した話を終えるわけじゃが、ワシ的にはこれからが本編なのじゃ。


 ここから先、襲い掛かる不具合に対処する毎日が待ち受けておるのじゃ。

 なお、深刻なものはないぞ。

 不具合の原因も組み立ての問題というより、モニターとの相性だったり、ブラウザの問題だったり、半年以上前から抱えているOS側の問題と言ったものじゃからの。


 これら、不具合たちにどう対処していったのかを、しっかり記録しておくのじゃ。

 後々役に立つようにな。


 その前に茶番を一話挟むぞい。

 これはPCを作ってみての感想みたいなもんじゃ。

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