第5話 内蔵SSDを取りつけてマザーボードをPCケースに収める

 さぁ、どんどん組み立てていくぞい!

 


④マザーボードに内蔵SSDを取り付ける。

 今回使用するマザーボードには、CPUの真下にSSDの熱を抑えるヒートシンクがあるので、それのねじを緩めるぞ。

 ヒートシンクを外すとSSDを収めるソケットが見える。そこにSSDを挿す。


 ヒートシンクの保護シートを取ってから、ヒートシンクを使い上から優しく押さえて、ねじを締めて固定するのじゃ。

 


――あ、ねじがポロリと落ちたのじゃ!?

 こうならんように磁力付きのプラスドライバーを用意しておいた方が良いぞ。

 では、気を取り直して――あ、また落ち――え!?

 ……慌てたせいで、ドライバーの先っちょでマザーボードを軽くぶっ刺してしもうた。

 ま、まぁ、これくらい大丈夫じゃろ!!



 ふ~、ねじ止め終了。


 これはこぼれ話になるが、今回使用したSSDの最大読込速度は7,300MB/s。

 動画で進められていたのは2,100 MB/s ~3,400 MB/s 。

 では、どうしてワシは7,300MB/sにしたかというと…………なんか、数字が大きい方が凄そうじゃな。という、しょうもない理由なのじゃ。


 購入当時は千円高い程度じゃったし、それなら早い方が良いじゃろうといった感じじゃな。

 この速度の違いは比べようもないのでよくわからんが、少なくとも前PCと比べ、爆速で起ち上がったぞ。


 まぁ、前のPCはHDDじゃったからな~。それこそ比べても仕方ないんじゃが。

 あいつは起ち上げてパスワード入力画面で一・二分待ち、OSの画面で二・三分待たないと重くて重くて仕方のない奴じゃった。

 じゃが、今では起ち上がってすぐにPINコード入力画面が現れ、入力後、待たずに動かせるのじゃ!

 ワシはそれでもストレージアクセスランプが落ち着くまで一分くらい待つがの。


 

⑤マザーボードをケースに取り付ける。

 T〇ERMALTAKE PCケース Versa H26 Black/w casefan は初めからファンが二個ついておる。


 ここで気を付けてほしいのはマザーボードとPCケースの大きさじゃ。

 マザーボードには大きい順にATX、MicroATX、Mini-ITX とある。

 それに合わせてケースの大きさを選ぶのじゃ。

 

 マザーボード・A〇Rock B650M Pro Rsは MicroATXじゃが、ケースはATXまで対応可能な大き目のにしたぞい。

 このケースはMicroATXにはちょいと大きいが、初めての自作PCということで、組み立ての際の立ち回りに余裕が持てる大きさが欲しいと思い、こいつを選んだのじゃ。

 大き目のケースを置く場所も確保できたしの。

 

 価格は5600円じゃったが、そこに10%オフクーポンを使用して5040円なのじゃ。

 本当はさらに560円安くできたのじゃが、20%オフクーポンと間違えて10%のやつを使用してしまったのじゃ。

 なんか、凹んだんじゃ。大した値段の差ではないと思うじゃろうが、こういったのは銭金ぜにかねの大きさの問題ではなく、精神的に大損した気分になるのじゃ。

 



 愚痴はここまでにして、マザーボードの取り付けに移るとしようかの。


 取り付け前にまず、PCケース背面に回って、グラフィックボードの出力端子部分にあたる場所を確保するのじゃ。


 言葉で説明するとややこしいが、一応、軽く説明するぞい。

 ケースによるが、このケースだと、出力端子が出せる場所に複数パキッと折れる部分がある。

 今回使用するグラフィックボードの出力端子部分が来ると思われるところを、あらかじめ折っておくのじゃ。



 これを終えてマザーボードの取り付けに移るが、まずはPCケース内のスペーサー(マザーボードを固定するねじの部分)を動かして、マザーボードのねじ穴部分と合わせるのじゃ。

 

――と、ここでじゃ!!

 スペーサーが一個足りん。これはこまったのぅ。

 ま、一個くらいねじ止めしなくても大丈夫じゃろ。

 ねじ止め~→→取付完了なのじゃ。

 まったく、スペーサーが足りぬとは――おや、これは?


 PCケース付属のねじが入っていた袋に、大量のスペーサーがあったのじゃ。

 ワシはネジしか見てなくて、スペーサーが見えておらんかった……。


 では、付け直す――のも面倒なので、これにて取り付け完了なのじゃ!!

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