筆しゃのはなっさn
あれから、時折誰かに見られている気がする。
若松氏には「送った文章は好きに使って良い」と言われたが、あれらの文章をなんらかの形で公開することや、あるいは私の体験を周囲の人間に語ることが、果たして本当に問題がないのか
この文章を書いている途中にも、見られている気がする。
だ何度も消して、書き直しているが、こんな短い文章を書くのも、うまくいかないと。だって、
白月さんが私を見ている気がする。大丈夫だろう。バラさなかったのだから。窓の外で誰かが私を見ているような気がするし、窓の外で誰かが何度も落下している様な気がするし、マンションの下の階の仲が良かった家族がいつの間にかいなくなっているけれど。全部窓の外のことなのだろう。
窓の外に家族がいます。嘘。
何度書き直してもうまく書けない。書かないといけない。別の話をしたい。取材に行かないと
メモ:チーカマがもうない。買ってきた。だから
大丈夫なはずです。白月くんは、多分、若松さんのことを大事に思っていたと思います。
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