【エッセイ】狂った私に世界はいらない、狂った世界に私はいらない

映画が結構好きな人生

　映画の話するよー！

　映画に興味のない人は読み飛ばしてねー。

　幼い頃は理解できなかった映画も、大人になってから観ると「なるほどね」となることもある。

　主にホラー映画が好きだが、胸糞映画も大好き。

　訳の分からない映画も観るし、王道の映画も観る。

　映画館にはあまり行かない。

　なんというか、映画は静かに１人で観たい派。

　映画を観ているのに気が散るような輩がいると嫌なので、映画館にはあまり行かない。サブスク配信されてからそれを家でゆっくり観る。

　デートに行くなら食事より映画館の方が助かるのだが（口下手）。

　私が好きな映画の話をする。

　■うずまき

　伊藤潤二さん原作の映画。

　ホラー？　グロめと言えばちょっとグロめ。けど訳が分からないことで笑えることもある。

　うずまきに呪われた町の様子を映しているけど、気持ち悪い系のちょいグロですっきりしない感じの作品が好きなら是非。奇妙で面白い。

　私は中学時代にこれを観て、友達とこの映画の話題で盛り上がったことがある。青春の思い出。

　好きなシーンは沢山あるけど、例の人が「僕の事、一生忘れられなくしてあげる」って言って車に飛び込んでタイヤに巻き込まれてぐちゃぐちゃになるシーンが１番好き。

　いやぁ、いいよね。そういうサイコなところが好きだ。

　■バタフライエフェクト（シリーズ）

　何作か出てるけど、結構前に観たのでうろ覚え。ただ、面白いということだけ覚えている。

　サスペンス……映画なのかな。タイムリープもの？　純粋に面白いと思う作品。

　これサブスクにないんだよね～……かといって借りてきて観るのも面倒だし、配信されるかもしれないまで待ってる。

　最後まで観ると「あぁ、あそことここが繋がってくるのね」ってなって気持ちよく観れる。

　■ＳＡＷ（シリーズ）

　グロい映画として有名。

　７作……とスピンオフ的なのが２作出てるかな？

　内容も普通に面白いと思う。映画解説の人が解説してるのを聞いて「確かに色々粗があるなぁ……」って思う部分はあれど、グロと理不尽なゲームが見どころなので細かいところはどうでもいいかなと。

　グロシーンはかなり力が入ってて、グロ耐性のない人は見れないと思う。

　話の展開もシリーズを通じて「なるほど！」ってなるので、観るなら是非全部見てほしい。

　ただ、ファイナルでの血の色が結構ピンク色で……ちょっと萎えたりもする。

　１作目はグロシーンも少ないし、１作だけで観ても意外性があって面白いので１作目でグロシーンが無理だなと思ったら２作目以降は全部駄目なのでご注意。

　■カッコーの巣の上で

　ロボトミー手術で有名な作品。

　まさか泣くまいと思っていたけど、泣いた。

　ロボトミー手術が出てくる出てくるって言われてたけど、どこで出てくるのかと思ったらそこか……って。

　で、それからのその展開か……って……私も同じことをすると思うし、その辛さは痛いほどわかる。

　精神科病棟の話でそもそも明るい映画ではないし、ちょっと古い映画なので画質もガサガサしてるけど、それでも私はこの映画は素晴らしいと思ってる。大好きな映画。

　■レインマン

　アカデミー賞をもらった作品で、重度の自閉症の兄と仕事が上手くいってない弟の話。

　これは名作ですよ～としか言いようがない。

　何がどうとか説明できないけど、兄弟愛とか家族愛を感じたい人にオススメ。

　精神疾患者と接するのって難しいし、本人が何考えてるか分からないことも結構あるけど、でも……それでも本人は何も感じてない訳じゃないって感じる作品。

　私も夫が重度の統合失調症だから四苦八苦して接してるけど、それでも大好きだしできる限りはしたいと思ってる。夫もそれなりに心を開いてくれてる。信頼関係築くの大変だけどね。でも大事にしてる。

　精神疾患にある程度理解がないと感動はできないかも。

　■MOTHER

　実際にあった事件を元に作られた鬱々映画。

　子供が虐待されるシーンが詰まった映画なので、そういうのがキツイ人は見ない方がいいと思う。

　もう……なんだろう。母親って、そんなに大事なんかなって何度も考えちゃう。

　他を知らないと、そうなっちゃうのかなって。

　私は１０回以上は見た。

　いくつになっても、母親になっても女はオンナを捨てられないのかな……とか思ったり。

　『誰もボクを見ていない』っていう本があって、それが元になってる。本も持ってるよ～。

　犯罪者に対して世間は厳しい風潮だし、それも仕方ないって思うところもあるけど、本人のせいだけじゃないって感じる。そんな作品。

　■レオン

　殺し屋のおじさん（レオン）と、家族を皆殺しにされた少女の話。

　なーんて解説しなくてもレオン知らない人いないでしょ。これも大好きな作品。

　私がごちゃごちゃ言わなくても、名作なので観てない人は騙されたと思って観てみてほしい。

　植物のくだりが「なるほどね……」ってなるから。

　■FOUND

　お兄ちゃんが殺人鬼で、生首を家の中に置いてる。その事実を弟が知っててこっそり覗き見している話。

　殺人鬼お兄ちゃんがイケメンだからこの作品は華があると思う。

　お兄ちゃんが借りてる異常性癖のビデオのグロシーンがすさまじい。グロ耐性のない人は絶対見られないけど、そのシーン飛ばしちゃえば、まぁ……兄弟愛とかもあるしドラマ性もあるので「過激なグロシーンがある映画」だけでは片付けられない良い映画だと思う。

　私はあんな感じのサイコなお兄ちゃん欲しかったなぁと思う。

　■ベイビーわるきゅーれ１＆２（個人的には２の方が好き）

　U-NEXTで観れる緩い感じの女の子２人組の殺し屋の話。

　ギャグなんだけど、それだけじゃなくてアクションもばっちりかっこいい。全体的に緩い感じで好き。

　緩い感じのコメディアクションが観たいならオススメ。

　同じ監督の『最強殺し屋伝説国岡』も掛け合いが面白い。「裁判しかない」は名言。

　■ヒメアノ～ル

　説明できない良さ。

　最初はコミカルなんだけど、後半からエグ味が凄い出てくる。

　イジメられていた人が殺人鬼になって、狂っていく話というべきか。

　何回も見返してる作品。グロシーンというか、出血シーンは結構ある。人も普通に殺されて行くし。

　Ｒ１５なので親と一緒に観ると気まずくなるよ。いやらしいシーンもそこそこあり。

　主人公視点の岡田君が人間味のある良いキャラしてる。

　どの層にオススメできるかは分からないけど、私と感覚が近い人は結構気に入ると思う（私に似てる人は少ないだろうが）。

　■トリハダ（シリーズ）

　現実に起こりそうなラインのホラー。

　人間の恐怖が詰まってる作品。映画版は１と２……だけかな。

　結局怖いのはオバケじゃなくて人間だからって感じる。ありえそうなラインの恐怖を描写してるので、心霊系が好きな人とはちょっと違うかも。

　呪怨も好きだけど、オバケって何でもありだから人間的な怖さのトリハダのシリーズの方が私は好きかな。

　■ファイナルディスティネーション（シリーズ）

　ピタゴラスイッチみたいな感じでさくさく人が死んでく映画。

　死に方のバリエーションも色々あるし、結局最後は皆死ぬシリーズなので「あ、こいつも助からないんだろうな」って思って観てると「あ、やっぱり助からないんだな(＾ω＾)」ってなって綺麗に終わるので安心。

　グロシーンは……私的にはそんなでもないかなって感じ。あるにはあるけど、そんなでもない。

　人が人を殺すというよりは、環境で自然な感じで死んでいくので殺人鬼は出てこない。

　このシリーズ好きだ。

　１番好きなのはファイナルデッドブリッジかな。体操選手とレーシックの人のが「うぎゃぁっ！」ってなるので、是非観てみてほしい。

　他にも色々好きな映画はあるけど、特に好きなのはこの辺。

　ホラー映画とかグロ映画が好きだ。

　まだ観てないけどプーあくまのくまさんが無料になったら見てみようと思う。

　ダンサーインザダークも気になってるし、マリグナントも気になってる。

　えげつないと噂のソドムの市とかセルヴィアンフィルムも観たい。

　それから胸糞悪いと絶賛の縞模様のパジャマの少年も。

　映画紹介動画を参考にしながら映画を観てるけど、私が好きそうな映画を知ってる方、是非教えてください。

　訳の分からないサイコ系とグロ系が好きです。

　普通の名作映画も意外と好きです。