第8話 結婚指輪

今月の頭に結婚指輪を購入した。

今日はその受取日。

購入の際、来週の沖縄旅行時にプロポーズする予定であることを伝えたら、その時期には間に合わないと言われていた。

彼女用の指輪だけは間に合わせたいため、追加料金を支払った。

にも関わらず両方とも旅行前に間に合っている。。。

いやいやいや。。。

騙された感が拭えない。


私は装飾品の類は一切身に付けないタイプで、腕時計も持ってすらいない。なので、本音のところは指輪は欲しくなかった。

そして、元々すぐに物をなくすタイプなので指輪をなくしてしまうことが怖いということもある。

今後これは気が抜けない項目になる。


結婚指輪の購入時、価格がそこまで高くないことにビックリした。

詳細は記載しないが2〜3倍の値段は想定していた。

多分、そもそもそこまで高くないお店を選んでくれたのだと思う。

そういう意味でお金を気にしないタイプの彼女には大変感謝している。

ある種の女性だった場合、下手したら10倍位の価格の指輪を求められてたかもしれない。

何人かの女性の顔がチラついた。

今後、引っ越しやら何やらそして何より出産関連でそれなりのお金がかかる。

感謝しかない。


指輪の扱いどうしようかな。

本当は購入すらしたくなく、次になくしたくないという意味で身につけたくない。

もう購入してしまったので、つけずにそしてなくさないように家の何処かに保管しておきたい。

でもまぁつけないと怒られるだろうなぁ。

なくしたら怒られるだろうなぁ。

つけなければなくさないのだが。


因みに指輪のお店では、私以外のお客さんは皆若い人たちで正直恥ずかしくて一刻も早くお店から消えたかった。

今日の指輪の受取も同じ目に遭わなければならない。。。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る