第3話 2回目の妊娠検査

今日の夜、仕事後に彼女の家に行き、2回目の妊娠検査をする予定。

ほぼ確実に陽性が出るだろう。

昨日の夜に彼女とラインでやり取りし、妊娠の診断をしてもらう病院を決めた。

平日に行かざるを得なく、私の仕事の関係で1人で行ってもらうことになるのは申し訳ない。

未だに子供が出来た実感はない。

医者に言われたら実感するものなのだろうか

この後も順調とは限らないが、1年後には産まれているはずだ。

んー、ピンと来ない。

とりあえず、お金がたくさん必要になるのは確実なので、仕事を頑張るしかない。


色々考える必要がある。

ステークホルダーも案外多い。

結婚、出産、家族運営をプロジェクトと考えれば、調整業務スキルが問われるフェーズである。


婚姻届を役所からもらってきた。

婚姻届の隣に離婚届も置いてあったので、試しにもらってきた。

それを見たとき、彼女はどういう反応を示すだろうか?

冗談が通じない人だとは思わない(思わないからこそもらってきたわけだ)。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る