20140401

 ショッピングモール。自我のある死体。少しの会話ならできる。私が狙われている。前にも一度、殺された。両足を噛み砕かれて死んだことがある。

 銃を撃つもなかなか当たらない。だって銃なんて扱ったことがほとんどない。弾が尽きて、自分では装填するとができない。死体が噛みつこうとしてくる。腕が重い。洪水が起きる。乳白色の水の嵩がみるみる増して、なんとか家具にしがみつく。仲間の二人も私と一緒に流された。長く広い筒のような通路だ。左右の壁にファンがついていて、当たると刻まれる。なんとか奥の壁まで辿り着く。壁には通風孔のような黒いフィルターか嵌められている。後ろから死体が来る前に、引き剥がす。通風孔を転がるように落ちて、三人で隣の部屋へ。

 そこには山ほどの動く死体。体育館のような場所。私だけ武器がない。そこの死体は特殊で、互いの範囲を犯さなければ殺しにはこない。仲間の二人はここに留まりたいらしく、私はここから出たい。一人でその場を離れることにする。重い扉が閉まる。

 そこは学校の廊下だ。奥で女性が二人、話している。男がやってきて、二人を死んだことにしておいたと言った。二人とは誰のことだろう、私の仲間のことだろうか?話し込んでいた彼女らは男へお礼を言い、先へ進んでいく。私もついていく。

 たどり着いたのは葬儀はめでたいことだと言われる世界だ。死ねば解放されるから。葬式には振袖や、明るい色のドレスを着る。賑やかな声が聞こえる。なんて眩しい世界だ!

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