「24のカプリース」 パガニーニ
<タイトル>
24のカプリース 作品1
<作曲者>
ニコロ・パガニーニ
<おすすめCD>
ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)
https://open.spotify.com/intl-ja/album/30gQ87HvJB8PhH7tenwjpB?si=qFhmTiGRQwi4oe87wHeyjQ
<解説>
「カプリース」は一般に「
悪魔に魂を売ったとまでいわれたヴァイオリニスト・パガニーニが、自身の超絶技巧を思うぞんぶん披露するために作曲した、ヴァイオリンのための作品です。
彼が亡くなったとき、教会は
どんだけバケモノあつかいされてたんや。
聴いているだけでも正気とは思いない曲調ですが、実際にヴァイオリニストが弾いている映像を見ると、あんな手の動きでどうすればこんな音楽が出るのだという感じです。
パガニーニが編み出した「左手ピチカート」――「ピチカート」は本来、弓を持っている「右手」で弦を
パガニーニだからこそ思いついたやり方といえるのではないでしょうか。
「俺はピアノのパガニーニになるのだ!」と活動したフランツ・リストや、イカれ野郎で共通している(失礼!)エクトール・ベルリオーズなど、同業者への影響力は計り知れません。
現代においても、北欧メタルのギタリストであるイングヴェイ・マルムスティーンさんが、この曲のカバーを残しています。
それくらい音楽家をしびれさせる内容なのですね。
音楽にジャンルは関係ない、うむ、これもしびれます。
紹介されてもらったのはリッチさんというヴァイオリニストですが、この曲に挑もうとする方に、まさかへたっぴはいないと思いますので、手近なCDを探すのがよいと思います。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます