「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」 モーツァルト

<タイトル>


アリア「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」 ~ 歌劇「フィガロの結婚」第1幕から


<作曲者>


ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト


<おすすめCD>


ジェレイント・エヴァンス(バス・バリトン)

ニュー・フィルハーモニア管弦楽団

オットー・クレンペラー(指揮)


https://www.youtube.com/watch?v=EpHV_E6AlrI


https://open.spotify.com/intl-ja/track/4XkX3LQMPV1h03xnQf8raO?si=bf0dab98338f4dce


<解説>


 オペラの主人公である町の何でも屋フィガロが、フィアンセのスザンナに色目を使った少年ケルビーノが兵役に課せられるとの通達を受け、ここぞとばかりに「いざ、勝利へ!」と牽制する、第1幕最後のアリアです。


 有名な曲ですので、聴いたことのある方も多いのではないでしょうか。


 ケルビーノは少年ですが、オペラでは女性が演じます。


 女性が男性を演じるのを、オペラ用語で「ズボン役」といいます。


 内容が内容だけに、通勤にはもってこいの一曲かもしれません。


 紹介したクレンペラー盤はとにかくゆっくりテンポですが、細部までえぐり出すかのような巨匠の棒に、ただただ酔いしれるばかりです。

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