「ある天使の思い出に」 ベルク

<タイトル>


ヴァイオリン協奏曲 「ある天使の思い出に」


<作曲者>


アルバン・ベルク


<おすすめ動画>


フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)

アラン・アルティノグリュ(指揮)

フランクフルト放送交響楽団


https://www.youtube.com/watch?v=8-srlUzphpE&t=1047s


<解説>


 近代クラシック音楽の作曲家アルバン・ベルクが、友人である建築家グロピウスの、まだ幼かった愛娘まなむすめの死を受け、レクイエムとしてささげた作品です。


 完成の直後にベルク自身も亡くなり、皮肉にも自分へのレクイエムにもなってしまいました。


 十二音技法という複雑な様式で作曲されていますが、あやしい曲調の中に、形容できない美しさがあります。


 「この世で一番、美しい音楽」と呼ぶファンも少なくないとか。


 いわゆる現代音楽への流れの一曲になりますが、時間を忘れて聴き入ってしまいます。

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