6つ目 トイレ

 トイレと言えば、トイレの神様。と言うくらいずっとあの歌が流れている時期がありましたよね。年齢によっては「なんのこと?」てな感じかもしれませんが…

 そのトイレですが、実際に利用しているときってすごく無防備なんですよ。

 何かあっても逃げられないという意味では、やはりここも怖い場所になり得ます。

 それに、基本的にトイレって一人なんですよ。

 一人という事は、助けを呼ぶことも難しい可能性があってですね…それはやはり恐怖のお膳立てとしては間違いない訳で。


 例えば、神社のトイレ。

 例えば、公園のトイレ。

 例えば、引っ越してすぐの家のトイレ。


 普段使い慣れている場所ではないトイレは、やはり怖いものです。

 もし恐怖までは行かなかったとしても、若干緊張することはあるんじゃないでしょうか。


 さて、実際にトイレを舞台にした怪談やホラー映画は、実はあまり多くないかもしれません。ただ、超絶有名なのがあります。

 そう、トイレの花子さんです。

 あとは赤い紙青い紙とか、その辺もトイレの怪異というか怪談ですね。

 それ以外にも有るには有るんでしょうが、よく話されるような怪談は耳に覚えが無い感じです。

 そう、じつはトイレの恐怖というのは、まさに怖いシチュエーションとしてホラー映画とかのワンシーンによく使われるんですよ。あくまでも物語の途中に、ワンシーンとして使われる感じです。

 トイレが個室で外界から隔離されてしまう場所であることが、ホラーの物語としてはとても使いやすい場面となるわけですね。

 ホラー映画で一人でトイレに行く登場人物が居ると、一気にヤバい気がしてきませんか?


 ところで、皆さんの家のトイレは、外につながる窓って付いてますか?

 トイレ行くときって、毎回窓を見てますか?

 いつもと違う事とかって、ないですか?


 たとえば、なんかの影が窓の外にあったりとか…

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