AStLoTaLE(アストロテイル)

るー

物語の開幕:エスパシオの街

地球から宇宙まで行き来出来る軌道エレベーターが開発されたのは数千年前の話。


(この世界の歴史みたいな話です。すごい適当ザックリです。)


その時代はまだ、宇宙に住んでいる宇宙人と地球に住んでいる地球人が協力し合っていた平和な時代だった。


お互いは共に助け合い、資源の確保、建築技術、環境問題の取り組みをしていた。


ただ、宇宙人は地球人と交流をし、徐々に見え始めたのだ。



地球人は欲望の塊である事を。



その欲望は叶えば叶うほど、欲は大きくなり、グロい塊に変化する。


それに耐えきれなくなったのであろう……


現代から約30年前程……


そんな暮らしを見た宇宙人は、地球との関係がどんどん悪くなっていった。


そしてついに、宇宙人は軌道エレベーターを壊したのだ。


地球とはもう交流したくない事、地球との戦争などは何時でも出来るなどの覚悟だった。










まだ宇宙には星と銀河しか無い時代。


太陽系の遥か向こうの彼方に1人の男が姿を現した。


その男の名前はシオン。


現代、宇宙と地球との交流の為、シオンは女神に呼び出されたのだ。理由はただ1つ。


『宇宙にも都会があれば宇宙人も暮らしやすくなるし、地球人とも交流ができるはずだわ。』


そう、シオンは女神に都会を建築して欲しいと言われたのだ。


シオンは面倒くさそうに渋々頷き、地球がギリ見えるぐらいの距離に都会を建築した。


設計図を作り、宇宙に浮いているスペースデブリ(ゴミ)を加工

したり、時にはサボり、仲間と交流しながら長年の月日を掛けて無重力でも安定に生活が出来るような都会を建築することに成功を収めたのだ。


その場所は現代、宇宙中心の大都会『エスパシオ』と名前が付いている。


シオンは都会を建築して数ヶ月後に行方不明となった。


だが、約30年前に1度姿を現し、都会の様子など一切見ないで軌道エレベーターをぶっ壊し、そのまま何処かえ歩いて消えていった軌道エレベーターを壊した張本人なのである。






(ここから本編です。)


その日、1人の少女がエスパシオに訪れた。


その少女の名前はステラ。


彼女は腰まである黒く長いサラサラな髪に、インナーカラーが青になっている少女であった。


瞳孔には白い星のマークが示されており、瞳の色は宇宙のような

黒い瞳をして動向の白い光は闇に吸われないように頑張って保ってる感がしている。


ここが勝手に宇宙の中心だと言われているエスパシオかー


ステラはワクワクした様子で留まり、都会を見渡した。


ビルは、この場所よりさらに奥の方に大量にあり、そのビルの手前に中央に駅があることが確認できた。


駅の名前はエスパシオだろう。


ステラは奥にある中央広場に行きたいと思っているのだが、その先に行くには、この大勢の人々を通り抜けないと行けない。


ステラの見た目は子供なので、足しか見えないステラにとって、この大勢を通り抜けるのは不可能と考えられる。


仮に通り抜けたとしても、違う道に行く場合があり、かなりの体力が消耗することになるのだ。


するとステラは閃いたのだ。無重力を活かして飛べば良いのだと!!


そうと決まれば即行動!!


ステラは前に向かって高くジャンプをし、ゆっくりと前に進んだのだ。ステラの体はゆっくり回転し、視界も回転して、何故か、通りすがりの白い ぬこ も回転していた。


ぬこだぁ!! 可愛ぃ〜!!


下の居る人々はステラを注目していたが、ステラは ぬこ に夢中で気付くことは無かった。


ぬこ とステラはゆっくり回転していると、


ステラは痺れを切らしたのか、その ぬこ をガシッと掴み、お腹の方に持って行きぬこを両腕で固定した。


実は、ステラはぬこが大好きなのだ。


ぬこは戸惑いの表情をしていたがステラは気付くこと無く、空中で飛びながらぬこ吸いをしていた。


そしてステラと ぬこ は1周回って無事着地し、人混みから抜け出せる事に成功をした。


だが、ステラが ぬこ を離した瞬間 ぬこ は何処かに行ってしまった。


ステラは悲しそうに ぬこ を見送って、目の前に視線を移すと、中央広場が見えたのだ。


ステラは中央広場の前にある看板を発見し、近寄って見ることにした。


ボクが居る場所はどうやら、この街にある全体がショッピングモールのような商店街の事が発覚した。


この場所が全てショッピングモール?だったら奥の方にあるビルは全て住宅地なのかな?


宇宙はいつも暗いからビルの光を活かしたり、街灯や、空中の浮いてる丸いボールなどで明るくして、生活しやすい構造をしている。


とりあえず、ステラは中央広場にあるベンチに座り込んだ。


中央広場には、真ん中には大きな噴水があって、南東ら辺に大きな時計が設置してあった。


中央広場には、ピアノがあり、ピアノで演奏している少年が居た。


その音を聴き少年の周りに集まって動画みたいなのを撮っている人々とただ聴いてる人。


後ろを見てみれば、椅子に座って机に置いてある食べ物に写真を撮る女性や、踊っている人達など、他にも沢山の人達が居た。


ステラは暫く休憩を取って立ち上がり移動することにした。


目的地は【冒険者ギルド】冒険者ギルドで働けば、依頼で

色んな場所に行ったり、戦ったり出来て報酬も貰える。


そして、運も良ければ離れ離れになった知り合いにも会えるかもだしね


そしてステラは1つの看板を見つけた。


その看板には【冒険者ギルド】と書かれていた。


ステラはその建物に入ることの決めたのだ。

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