第31話 出所

俺は65歳になった時刑期を終えて出所した。

出所して待っていたのは何と梅野さんだった!40歳を少し超えた位だろうか年齢の割に美しい!と同時に18年も女体を触っていない俺のちんこはフル勃起した。バックで股間を隠しつつ梅野さんに近づいた。

今まで色々あった、いやあり過ぎたけどやはり最後には俺を選んでくれたんだ。

俺はそう思って梅野さんを抱きしめようとした。


その瞬間梅野さんの渾身の往復ピンタを倒れるまで食らった。しかしピンタとは言え18年振りの女体の感触に興奮し倒れた拍子にフル勃起したち○ぽから射精した。

梅野「あれだけの変態行為しておいてよく私と結婚したいなんて言えるわね!貴方のせいで沢山の人が亡くなったり今も苦しんでるのよ!それと貴方は知らないかもしれないけど山っちが先月自殺したの。」今までの山川に対する俺の行為やヤ○ザに多額の借金を抱えてソープで無理な仕事をしている事、自分の動画が流出している事全て遺書に書いてあったそうだ。山川は40歳を超えソープでも客が取れなくなってきていた。死ぬ覚悟を決めた時に受取人を母親にした生命保険を掛けてその2年後に自殺したらしい。殆どの保険は自殺の場合 は2年の免責期間があるそれを知った上での計画だったのだろう。

生活苦で困窮していた家族を助けたいと言う

彼女の優しさだろう。

梅野「もう2度と私に関わらないでこのゴミ屑野郎!生きてる価値無いんだから、さっさと◯ね!」

と最後に言い捨てて去っていった。

あの温厚な梅野さんからこんな罵声をあびせられてすっかり憔悴してしまった。

そして出迎えてくれたのは梅野さんだけではなかった。黒塗の高級車が止まった。


※この話はフィクションです。実在する人物団体とは関係ありません。


第三十二話に続く

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る