『命繋ぐ』
稲穂垂る 実りの重み 明日の空
今回のお題は「新米」との事で、流石に今回は無理かな、と思っていた所、不意に浮かんだ〝稲穂垂る″と云う語句。
そこから流れる様に成ったのがこの句です。
自分で作っておいて何ですが、〝実りの重み″は良いとして、〝明日の空″って何? と暫し考える事五分ばかし。
ああ、この実りが明日の命を紡ぐと云う事ね、とまるで他人事みたいに納得するのでした。
自分の思考に先駆けて句が成ってしまうと云う、ちょっと不思議な体験でした。
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