第25話 明里と
3世界合併が神々によって発表されてから約1年と少し。
言い換えると明里が高校を卒業して少し。
エリとミューリは今夜はお友達の家にお泊りってことで今日久し振りに夜に明里と2人きりである。
すこしの寂しさを感じながらいつもどおり夕食を食べ、テレビを見ながら魔力を循環させつつゆっくりしていたとき、いつもどおり私の膝の上に座ってた明里が珍しく私と向かい合うように膝の上に座り直して真剣な目で迫ってきた。
「...にぃ、私はにぃが大好き。親愛も異性愛も全部含めて大好き。だから...にぃ、結婚して?」
っ....そんな予感は薄々してたけどこんな急に直球でくるとは思ってなかった。
...いやでも思い返してみると最近の明里色々と我慢してるみたいだったし暴走したか吹っ切れたのか?成人もしたし高校も卒業したしな。
私は真剣な明里の目をまっすぐ見る。明里の目には不安や怯えなどの感情、そしてさっきの発言の本気度が見える。これは適当に流していいやつじゃないな。
「兄だぞ?」
「義妹だから問題無い」
「私は正直いつ死んでもおかしくないぞ」
「死ぬ気なの?」
「まさか、死ぬなんて有り得ない」
「じゃあ大丈夫」
「親になんて言うんだ?」
「もう伝達あんど許諾済み」
まてそれは聞いてない。いやまぁ明里のことだし私の知らん間に外堀埋められてそうだなぁとは思ってたけどこれもう平原になってそうだな。別にいいけどさ。
「結婚するならそういうこともすることになるぞ」
「ばっちこい。なんなら今からする?」
まてまてまてまてそこまで覚悟決まってるのは聞いてないこっちはまだ決まってない。そもそも明里のことを女として意識できるかわからないんだけど、結構長い間一緒にいるしさ。
「大丈夫、すぐにでも意識させる」
「何する気だ?」
「こうする」
「うぉ!?」
座っていた広いソファーの上に横に押し倒され、明里が上に乗っかってくる。
「ん、」
「ん!?」
押し倒されて混乱している間に深くキスをされ、明里の舌が私の口の中に入ってくる。
数分がたち、少し息苦しくなってきたところで2人とも唇を離した。
どっちも物足りなさと情欲を感じつつ。
「「はぁ、はぁ、はぁ」」
2人とも荒い呼吸を整え、高揚している気分を落ち着かせようとするが落ち着かない。
てかこれ...
「明里、なにか盛ったな?」
「ぎく」
やっぱり、今気づいたけどちょっと体に違和感があるんだよな。細かいことはわからないんだけども。なんか治らんし耐性も貫通してるっぽいし。
「で、何盛ったの?」
「...耐性完全貫通の強めの媚薬」
うおーい
「どおりで体が火照ってるわけだ」
「むぅ...もう理性無くして襲ってきてもいい頃なんだけど」
「ゑ...明里?この薬一般人が飲んだらどうなる?」
「え?多分飲んですぐ精神も肉体も壊れると思うけど、これでもにぃの耐性上回れないのかぁー」
うぉーい!?
結構耐えるのキツイのはその高過ぎる薬の効果か!ほんとどこで手に入れたんだそれ、後で聞き出さないと。
「いや結構効いてるぞ?大分辛い」
「そーお?」
あまて嫌な予感が
そう考えるが時すでに遅し。明里がにゃっと笑うと着ていたワンピースを脱いで一糸まとわぬ姿になり抱きついてくる。
「私もおんなじの飲んでるの。にぃほどの異常な耐性は無いけどね」
そう耳元で囁かれる。ゾクゾクする。明里の体温が体全体で感じられて、甘い香りに思考が持ってかれそうになって
「あ、明里?寒くないか?」
「ん、にぃが暖かいから大丈夫。でも、少し風が寒い。だから、ね?ベットいこ?もうこれ以上耐えられそうにないの」
理性を残す為に別の話題を振るが明里はまた耳元で囁く。
ちょっとこれは私も無理だな、覚悟決めるか。
4日後のひる
「にぃ、おきた?」
「おきた、けど寝る」
「私もー、ふふっ」
◇◇◇◇◇
空白の内容は皆様のご想像におまかせします。
補足
2人は探索者としても魔法少女としても超上位です。=色々と異常
よし!やりたかったことの一つ、楓と明里の既成事実完遂。あとは結婚...はすぐか、紙出すだけだし。式は書けない!のでスルー。次話でちょろっとだけ書きます。
...ちなみに未だハーレム路線にするかしないか迷っております。この先の展開次第やな。多分。
すいません結構遅くなりました。やらなきゃいけないことが終わらないよぉぉぉ!?増えるし!
+作者の財布が消えました。なんでや!!!
(高確率で盗まれたかなぁ..................最悪)
追記ー
今月の忙しさが首都圏の鉄道くらいやばいのでわんちゃん今月はこれだけかもしれませんごめんなさい。来月か再来月には挽回します。無理だったら新年明けで。
ブックマーク40達成!
PV1700達成!
いいね60達成!
本当にありがとうございます!!!
これからも宜しくお願いします!!!
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